【「手湿疹」に対する施術 】5/22 Aさんへの施術内容
主訴・背景
- 手に湿疹
- だるさ
- 仕事で塩素や手袋を使うことがある
- 最近はよく眠れている
身体の状態
- 呼吸と循環があまり働いていない
- 特に肺と腸に歪みがある
- (全身の左右差を見た場合、)頭部と胸部が左側に落ちる形で、腰部が右側に落ちる形で大きく傾いている
- 頭が硬く重い。特に頭部の右側が詰まっている感覚
考え
肺の働きが落ちると、皮膚の調子にも影響が出やすく、湿疹の原因になることがあります。
また、腸の動きが弱っていると、体の中に要らないものがたまりやすくなり、それが皮膚やだるさに関係してくることもあります。
呼吸が浅くなると、身体にしっかり酸素が行きわたらず、疲れやすくなったり、重だるく感じることもあります。さらに、血の巡りが悪いと、回復もしにくくなります。
仕事で触れる塩素や手袋なども湿疹の要因になる場合があります。
また、最近は気温が高く、発汗により湿疹が生じやすくなっている可能性があります。
施術でのアプローチ
今回、肺と腸に対しての施術と、体全体への施術を行いました。その結果、呼吸や血のめぐりが良くなり、体の傾きも水平に近づいてきました。
ただし、頭は右側がまだ少し硬くて重い感じが残っています。施術前よりは良くなっていますが、完全には改善していない状態です。
施術後のお客さんの反応

施術を受ける前は体が少しだるかったんですが、
施術後は怠さが消えて、頭もスッキリしました!

ありがとうございます!
頭の硬さがもう少し緩んでいけば、もっとだるくなりづらいかと思います。
頭が改善すると
頭は体の司令塔ともいえる場所で、脳や神経が集中しています。頭の筋肉や骨が硬くなったり詰まったりすると、血液やリンパの流れが悪くなり、脳や神経が十分に働きにくくなります。
その結果、頭痛や疲れ、だるさ、集中力の低下など、体全体の不調につながりやすいです。
頭の硬さが改善して血流や神経の働きがスムーズになると、体の調子も整いやすくなり、全身が軽く楽に感じられる可能性があります。
まとめ
手の湿疹は、臓器や生活などが原因となっている可能性があります。
その原因と考えられる肺と腸を含め、全身への施術を行い、概ね改善の変化がみられました。
ただし、頭部の詰まりに関しては引き続き施術を行う必要があると判断します。
なお、施術後は、施術により変化したバランスに体が順応するために色々と症状があらわれる可能性がありますので、ご注意ください。
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