【看護学生にしか刺さらない】しんどかった領域実習ランキング【tier表】

ブログ

今回は私の独断と偏見を元に「しんどかった領域実習tier表」を作成。
「あー、これ私もきつかったなぁ」
「この領域、私は楽だったけどなぁ」
「私は今学生で、これから領域実習なんだけど、億劫だなぁ」など、
あれこれ想いを馳せていただければなと思います。

tier表なので、ランクが上に行くほど「しんどかった領域実習」ということです。
では。

しんどかった領域実習tier表

S:成人(急性期)
A:統合(看護管理)、成人(慢性期)、母性、老年(病棟)
B:在宅、地域、老年(病棟以外)、小児(病棟)、基礎看護II
C:精神、基礎看護I、小児(幼稚園)


個人的なイメージはこれ。
左に行くほどキツめ。

下から振り返っていく。

C:小児(幼稚園)、B:小児(病棟)

小児は子供が可愛すぎるから結局癒される。
懐いてくれる子も出てきたりして、あまりに可愛い。天使。
しかも、保育園の先生達も優しい。ありがたい。
ただし、相手が子供ということもあり、安全面には特に注意を払った思い出。

C:基礎看護I

最初の実習特有の緊張はあるが、それ以外の負担は少ない。
バイタルサイン、ベッドメイキングといった基本が中心。ハーブ足浴なんかもしたりした。
なぜか学生の中で私だけ患者さんに混ざってハーブ足浴を受ける流れになったりもした。案の定不思議な空気になった。

C:精神

精神実習が一番しんどくなかった」という人は多いと思う。
私もそう。
精神実習が一番しんどくなかった。

B:基礎看護II

いよいよ牙を剥き始めたか」感のある実習。
これを皮切りに、怒涛の領域実習が始まっていく。

ちなみに、私はこの実習終わりに廊下でクラスメイトから手作りの本命らしきバレンタインチョコを貰った。そして、その数ヶ月後に付き合った。

……という一見甘酸っぱい思い出があるのだが、

実習終了当時の私は、チョコをくれた相手とは面識がなく
その子はチョコを渡すとすぐにその場を立ち去った上
チョコの袋にも名前や連絡先が書いておらず
基礎看護実習II終了と共に春休みに突入したため、
青春感あふれるバレンタインチョコを差出人不明のまま食し、そのまま春休みを過ごしたという記憶がある。気づけば4月になってた。

B:老年(病棟以外)、A:老年(病棟)

実習先に「最近の若い人は〜〜」的なテンプレの看護師さんが居て、
私のグループに対し「〜〜〜が起きたのは何年か答えれる?」と歴史クイズを繰り出してきたのを覚えている。

私は歴史に疎いが、たまたま知ってる範囲ばかりが出題されたので答えたら、「そ、そう……」と漫画みたいに気まずそうなリアクションをしていた。なんだ、「そ、そう……」って。
私的には正解できて気持ち良かったけど、それはそれとしてあんな漫画みたいに気まずいリアクションをされたら、こっちも気まずくなった。

B:地域

障害者就労支援施設に実習に行った。
私は正直、看護に対する思い入れやこだわりは無いのだけど、そんな私でも「これは無い。こんな関わりはしないでおこう」と思う指導者さんが居た。

利用者さんへのコミュニケーションが凄く冷たい人だった。
「私たち実習生が見ているから今は取り繕っているんだろうけど、普段は冷たい声かけをしてるんだろうな」感が滲み出てた。
私はなりたくないと思った。

B:在宅

訪問看護ステーションでの実習。
現在の医療では治療の可能性が見えてこない疾患を持つ患者さんに対して、どう関わるべきかを指導者さんにたずねたら、
どんな時でも、希望を示し続けることが大事」と教えてくださったのが、今も記憶に残っている。

A:母性

私が男ということもあってか、特に遠い病院が割り当てられた。
そんな時、両親が車による送迎を買って出てくれた。滅茶苦茶ありがたかった。今振り返れば、これこそが母性なんじゃないかと思う。

朝、眠い目を擦りながら車の中でパンを食べつつ向かったのを今でも覚えている。

この頃にはグループの仲も深まり、領域実習も終わりが見えてきたこともあって、みんなモチベーションが上がっていた気がする。

クリスマス直前までこの実習があって、これ終わりに打ち上げがあって死ぬほど酔っ払った記憶がある。千鳥足とはこのこと。

A:成人(慢性期)

出た。成人領域、慢性期。
急性期ほどでは無いが、多くの人が苦しんだと聞く。
ただ、その分学びにはなる。
ここで培った糖尿病の知識は一生もの。国家試験の勉強にも繋がった。
実習で学んだ知識っていつまでも覚えてたりするよね。

A:統合(看護管理)

領域実習の大ボス。
……まあ厳密には、私の学校ではこの後に在宅や地域実習があったのだけど、とにかく大ボスなことには間違いない。

ちなみに私は、基礎看護実習I、基礎看護実習II、老年看護学実習I、そしてこの統合実習の計4回、同じ病院に通った。
病院内の部屋割りも流石に覚えた。
指導者さんも私のことを完全に覚えていた。
いっそここに就職しようかと思った。

S:成人(急性期)

SSSでも良いかもしれない
色んな学生が病んでた。
急性期は特に、受け持ち患者さんが次々変わるという点が大きなポイント。一番寝れない実習。

指導者さんの「詰め率」も高い気がする。
グループの中で詰められやすい子は、この実習では高確率で詰められてた。

とにかく準備が命だと思った。

もしこれから急性期実習に行く人がこれを読んでるなら、準備に全振りしてほしい。

実習初日に公開される「患者さんの情報」をもとに、指導者さんに詰められる場面をイメージして
あらゆる質問を想定して答えられるように情報収集&理解&返事をするイメトレをしておくと安心。

詰められ耐性が出来るだけでなく、疾患の理解が抜群に進む。

また、記録に関しては、
記録を書くのが上手いクラスメイトや、参考書などを見て、フォーマットを真似よう。
フォーマットが固まれば、あとはそれに沿って書くだけという状態になり、記録がガタガタになりにくい。

あとは、何よりコミュニケーション。
グループのメンバーとのコミュニケーションは特に重要なので、
話題に入れなくても、とりあえず頷いたり笑顔を見せたりして、輪に入るところから始めてみよう。

まとめ

というわけで、私の独断と偏見と経験談に満ちたランキング記事でした。

看護師の数だけ、実習の記憶はある。

解散!!!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました