受診を選択肢に入れるということ
「受診」を選択肢から外さないこと。
前回も触れましたが、「自然療法」はあくまで手段であり、目的は「健康」にあります。
「自然療法は怪しいからダメ」
「いやいや、一般的な医療の方こそ信用できない」
そういうことではありません。
医療も自然療法もあくまで「健康」という目的を達成するための選択肢であり、必要に応じて選択すべきもの。
いつの間にか「西洋医学だから」「自然療法だから」という理由で、健康への道のりを狭めていませんか。
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うーん、でも私は療法を選ぶ際に、色んな先入観や偏見が入っちゃうなぁ

それは自然なことだと思うよ

あれ?
そうなの?

うん。
偏見や先入観を持つのは人として自然なこと。
大事なのは、その段階で選択肢から除外してしまわないこと。
冷静に、その療法を「選択した場合」と「選択しなかった場合」のメリット・デメリットを天秤にかけて判断すること。
これが重要だと私は思う

なるほど
先入観が生まれるけど、「それはそれとして」、冷静に考えるんだね

大事なのは健康という目的を達成することであり、
手段にこだわる必要性は薄い。
こう意識するのが望ましい……と私は考えている

なるほど……

ただ!
私のこの考えが全面的に正しいかは怪しいところなんだ
療法にこだわりを持つことで、健康が向上する人もいる。恐らく。

どういうこと?

健康には「病は気から」という側面がある。
メンタルの安定が健康に及ぼす影響は決してオカルトではない。
なぜならメンタル(=脳)も、身体という物理的な存在の一部だからね

なるほど

そして、特定の療法にこだわることでメンタルの安定を得ている人も恐らくいる筈なんだ

その療法への信頼だったり、その療法を使い続けてきた自信を持ってる人は、
「その療法を使っている」という事実によりメンタルが上向いて、健康が向上している可能性があるわけだね

その通り。
手段にこだわる、というのは一見不合理にも思えるけど、
それも健康に繋がる可能性がある……
というのが健康の懐の深さというか、
健康の自由度の高さだね

なるほどなぁ……

さて、私の健康観は色々話してきたから……
もし皆さんにも健康観があったら、ぜひ教えて欲しいな!

うーん、でも私の健康観って大したことないしな……
ぼんやり、「あんまり病気にかからずに生きていきたいなぁ」くらいだし……

価値観や思考に貴賎は無い、と私は思う。
それに、健康について長々と偉そうに話してきたけど、
私は深夜にお酒とカップ麺を飲食する人間だから、そういう意味でも遠慮は要らないよ

さっきまで健康を語っていた人間とは思えない食習慣
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