私の子宮が恋をした。だけどそれは、夫とは別の人でした。(※1)
今回は、ネット上で話題となっている「子宮恋愛」について考えます(※1、※2)。
子宮は恋をするのか?
「子宮は恋をしますか?」とチャットGPTに訊ねると、このような返答が返ってきました。
確かに、「美しい問い」かもしれません。
感情は脳で感じるものですが、子宮まで共鳴するほどの感情はもはや恋、ということでしょうか。
子宮の基礎知識
そもそも子宮とは、簡単に言うと「胎児を育てる部屋」です。
まず、卵巣は左右に1つずつあり、たくさんの卵のもと(卵胞)を持っています。そこから毎月1つずつ卵子が飛び出して、卵管に入ります。卵管の中で精子と出会って受精すると、「受精卵」となります。
受精卵は子宮の中にやってきて、ふかふかのベッドのような「子宮内膜」に着地します。ここで妊娠が始まり、赤ちゃんが育ち始めます。
赤ちゃんが大きくなるにつれて、子宮もどんどん大きくなり、出産のときには元の20~30倍ほどに広がります。そして出産のとき、赤ちゃんを外に押し出す力も子宮が担います。出産後は、また少しずつ元の大きさに戻っていきます。
妊娠しなかったときは、子宮内膜がはがれて体の外に出ます。これが「生理(=月経)」です。
女性が50歳前後になると、卵巣の働きが弱くなり、やがて閉経を迎えます。そうなると、子宮内膜も毎月変化しなくなります。
「子宮が恋をする」の意味とは
子宮についての基礎知識を踏まえて、「子宮が恋をする」という言葉の意味について色々と考えてみます。
女性特有の臓器である「子宮が恋をする」という表現には、女性としての本能的な愛やつながりの感覚があらわれているように感じられます。
つまり、この表現は、頭で考える恋ではなく、身体の奥深くから湧き上がるような、根源的で本能的な恋を意味しているのだと思います。
理屈ではなく、「女であること」そのものが反応しているような恋。
……ということなのだと解釈しました。
…
..
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とまあ、子宮恋愛について色々考えてみたが

色々考えたね

正直、「『子宮恋愛』って凄いワードだな」と思ってた

インパクトがある

その通り、インパクトのあるタイトルやストーリー、ドラマの独特な演出(?)も相まって、
ネットミームとして定着しつつある

毎日のように子宮恋愛のミームがタイムラインに流れてくる

特に、男性の「旦那さんのこと主人って言うのやめなよ。キミが人生の主人公なんだから」というセリフと、
その後の女性の下腹部がアップされる演出が、
人々の関心を惹きつけているようだ

このシーン、100万回見た

「そもそも『主人』は『人生の主人公』という意味じゃ無いから、会話成り立ってないよな」とか、
「下腹部のアップなんだこれ」とか、
色々言いたいことはあるが

ただ、こうしてネットで話題になることまで考慮して製作している気はするね

普通に作って下腹部アップ演出にはならないだろうしな
あの演出にハマった私は製作陣の手のひらの上というわけだ

ただ、『主人』のくだりは天然な気はするね

わかる

「旦那さんが主ということは、あなたが副になるよ?」ということを言いたかったんだろうけど

意図は汲み取れるが、
「主人」という言葉の意味が「人生の主人公」なのは、言葉遊びが飛躍したな

でも、もし普通に「旦那さんが主、あなたが副でいいの?」っていうセリフだったら、よくあるドラマと同じになっちゃうよね

その手のセリフを採用したドラマはいくらでもあるからな
言葉遊びが飛躍したことで結果的に、その辺りの作品と一線を画せたのは良かったのではないだろうか

このタイプの作品を見ない視聴者層にも刺さってそうだしね

確かに、私は恋愛ドラマに関心は持たないんだが、「子宮恋愛」の評判は気になったりしてた

面白がる声は多いけれど

子宮恋愛を擁護すると、
昨今のコンプラ事情の中で、「子宮恋愛」というタイトルで婚外恋愛というテーマを描くというのは挑戦的で良かったと思う

そこを日和っちゃうと、よくある恋愛ドラマになっちゃうもんね

というわけで、子宮恋愛についての考察(?)と感想は以上だ
続きはキミの目で確かめてくれ!

昔の攻略本みたいだな
参考文献
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