発熱中の子供へのレメディ
てとネット会員限定LINEグループでの相談事例

7歳の娘の事で相談なのですが、
30日の夕方から38度前後の発熱
1/1は37度前半 咳なし
1/2は平熱 日中は空咳が気になる程度。夜から咳がはげしくなる
寝込むとおさまる。
1/3 37.7度 ずっと、空咳をしている。
このような感じです💦
一度熱が下がったので、このままよくなるかと思ったのですが、また熱が上がっているので気になってます。
レメディは、買おうと思いながら、まだ買ってなく💦
アコナイト30
ベラドーナ 30と200
がある感じです💦
何かできますでしょうか??🙏

なるほど!
発熱
↓
平熱
↓
発熱
の熱の出方は、ニ峰性発熱といわれるものですが、
インフルエンザとか感染症で子どもに出やすい熱の出方ですねー
風邪やインフルエンザなどで、解熱してから2日様子見で何もなければ治癒と呼ばれるのも、そういうことがあるからです。
で、とりあえず、レメディは、
なんか症状がぐずぐずきれいに進まない時は
アコナイト
38度以上の高熱ならベラドナ
両方30Cがいいかとおもいます。
今日は1日3回くらい
その時の状態で、選んで取ると良いかなと思います!
前後20分は、飲食避けてくださーい^_^
発熱後の子供に対するレメディ
てとネット会員限定LINEグループでの相談事例

【状況】
子供の発熱症状に対しアコナイトとベラドーナを使用しました。
三日目に頭痛があらわれたのでマグフォスを、五日目に発熱がぶり返したのでアコナイトを使用しました。
【質問】
現在七日目、体力の戻りがイマイチなのが気になります。何か良いレメディはないでしょうか?

- 体力の落ち(肉体疲労、筋肉疲労)が気になるなら → アーニカ
- 貧血のような血色不良、あるいは気力の低下など燃え尽き症候群の場合 → フォスフォラス
- 神経疲労多め、または肉体も疲労してるけど落ち着かない、またはインフル後の調子の悪さ → ジェルセミウム(※インフルでは無いが、今回のケースにもある程度適応する可能性がある)
子供が発熱時の基本的な考え方

基本的にウイルス性の風邪等感染性発熱は、
解熱
↓
平熱より下がる
↓
平熱にもどる
の流れで推移します。

解熱してから平熱に戻ってが完治で、
だいたい2日ほど様子見れば大丈夫ですが、個人差でそれが3日とかかかる場合もあります。

そこはもう経験則で、前回2日様子見で生活戻したらぶり返したとかこじれたとかなら、「次の時は3日は様子見る」みたいに、調整してください。
「発熱後の子供に対するレメディ」実際の相談例(全文)
「なぜ発熱時に腰が痛くなる? 腰痛の原因や自然療法的対処法は?」の記事はこちらから
乳児および小児の発熱の特徴
乳児及び小児の発熱の特徴は以下の通りです(※1)。
- 正常体温は、人によって、また1日を通しても異なる
- 正常体温は、就学前の年齢の小児が最も高くなる
生後約18〜24ヶ月で最も高くなり、38.3度まで達することがわかっています。
- 体温は午後にピークに達する傾向がある
発熱の機序

発熱は、体内で「サイトカイン」という物質が放出されることによって起こります。
①サイトカインは脳の視床下部を刺激し、体温を調整する物質「プロスタグランジン」の生成を促進します。
②プロスタグランジンが体温の目安となるセットポイントを上げることで、体温が上昇します。
幼児の発熱で受診が必要なケース
なお、以下に該当する場合は、至急受診が必要と考えられています(※2)。
- 38°C以上の発熱の有無に関わらず、以下の様子が見られる場合
顔色が悪く苦しそうな時、小鼻がピクピクして呼吸が速い時、意識がはっきりしない時、頻回な幅吐や下痢がある時、不機嫌でぐったりしている時、けいれんが起きた時
- 3か月未満児で38°C以上の発熱がある場合
乳児や小児の発熱に対する治療
乳児や小児の発熱に対する治療は、原因となっている病気への対応が基本です。
発熱自体への対応として解熱剤が挙げられますが、感染症の経過を変えることは無いとされています(※1)。
発熱は身体が感染と戦っているサインであり、基本的には自然な反応です。体温を無理に下げることがむしろ病気を長引かせる場合もあります(※1)。
母親は子の発熱に対し特に不安を抱える傾向にありますが、発熱だけに過剰に反応せず、「他はどのような症状がみられるか」を注意深く観察することが重要とされています(※3、4)。
ただし、不快感を和らげたり、心臓や肺、神経の病気や、熱性痙攣の既往がある場合に解熱薬が使われることがあります。
一般的によく使われる薬は次の2つです(※1)。
- アセトアミノフェン
- イブプロフェン
アセトアミノフェンのほうが胃への負担が少ないため、よく使われる傾向にあります。
小児の発熱への対応
薬以外では、以下の対応が行われることがあります(※1)。
- 温浴
- 冷罨法を用いる
- 服を脱がせる
まとめ
発熱は体の免疫反応であり、無理に解熱する必要はないとされていますが、体力が回復しにくい場合や、症状に応じたサポートが必要です。
状況に応じて適切な治療法を選ぶことが、早期回復に繋がります。
参考文献
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