1)この記事の情報は、治療効果を保証するものではなく、医師の診断や治療に代わるものではありません。緊急時や症状が長引く場合は、適切な医療機関を受診してください。また、ホメオパシーや自然療法に関する情報は補助的なものであり、実際の治療は専門医の相談をお勧めします。

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凍瘡(しもやけ)の原因と治療法、自然療法的対応は?

症状

凍瘡(しもやけ)への対応

てとネット会員限定LINEグループでの相談事例

ユーザー
会員さん

こんばんは。
7歳の娘がしもやけ?のような症状がでてるのですが、何かできる事はありますか??
初めは乾燥かと思って保湿してたのですがだんだん悪化してきている感じです💦

かゆみはないみたですが、動かすと少し痛いみたいです💦
ぱっと見腫れてはない感じもしましたが、反対の手と比べると少し腫れてるような、気もします💦
傷はなさそうで、ぶつけてもないみたいです。

あおい先生
あおい先生

しもやけか他のものかの判別はちとわからんのですけど

しもやけなら
冷やさないようにするのが1番かとおもいます

肩とか首の冷えでも
末端は冷えやすくなるのでそのあたりもあたためるといいかなと。

ユーザー
ユーザー会員さん

分かりました✨
あたためるように、してみます!
ありがとうございます(ありがとう)

あおい先生
あおい先生

少し良くなりました❓

ユーザー
会員さん

悪くはなってないかなーっていうような感じです🧐

あおい先生
あおい先生

あとは、温冷浴がいいですけどねー。

お風呂で
バケツに水も入れて
湯船→水→湯船→水
を繰り返す感じです

30秒ずつくらいかな

そうすると
深部の血管の弾力がまし、血流改善のたすけになります

お湯→水
を三回以上繰り返すのがコツです!

凍瘡(しもやけ)の基礎知識

凍瘡(しもやけ、霜焼け)は、寒さにさらされることで手足の指先や耳などに起こる、局所的な炎症です(※1)。

寒冷環境にさらされると、体は熱を逃がさないようにして体温を維持しようとします。このとき、手足などの末梢部分では血管が収縮し、血流が減少します。

すると、血液によって届けられる酸素や栄養が不足し、細胞にダメージが起こります。また、再び暖かくなって急激に血流が戻ると、その変化により血管や周囲の組織がダメージを受け、炎症・腫れ・かゆみ・赤みなどの症状が現れます

このようにして、血流の停滞と再開を繰り返すことで起きる炎症反応が、しもやけの正体です。

特に指先やつま先、耳たぶ、頬など、細い血管が集まる末端の部位にできやすいです。

凍瘡(しもやけ)の症状

典型的な症状には以下のようなものがあります(※1)。

  • 赤く腫れる
  • 痛みが出る
  • ひどい場合には水ぶくれやただれが生じることもある

凍瘡(しもやけ)の原因

しもやけは、寒さによる血行不良が原因で起こります。特に、寒暖差の大きい時期に注意が必要です(※2)。
また、以下の要素に注意が必要です。

  • 汗をかいた後に寒さにさらされる

汗が蒸発する際の気化熱で体温が奪われる可能性があります。

  • 靴や靴下の締め付け

靴などの締め付けによる血流障害が生じ、しもやけが起こりやすくなります。

  • 冷え性・多汗症・自律神経の乱れ、体質や遺伝も関与

医学研究の対象とされにくい「凍瘡(しもやけ)」

これまで、しもやけに伴う炎症の仕組みに注目した研究はそれほど行われてきませんでした

その理由としては、しもやけは放っておいても暖かくなれば自然に治ること、重い病気に発展することがないこと、また皮膚が破れて感染を起こさない限り感染症として扱われないことなどが挙げられます。

そのため、医学の研究対象になりにくかったと考えられます。

凍瘡(しもやけ)の治療方法

しもやけの治療には、ビタミンE(トコフェロール)の外用薬や内服薬が使われます。血行をよくする働きがあり、冷えやすい末端の改善に役立ちます(※2、※3)。

皮膚の保湿と保護には、ユベラ軟膏(ビタミンA・E配合)や、ヒルドイド系(ヘパリン類似物質)の外用薬が使われ、乾燥や外部の刺激から皮膚を守ります。

また、炎症やかゆみが強いときは、ステロイド外用薬を併用することもあります。これは皮膚の炎症を抑える働きがあります。

まとめ

しもやけは、寒さや寒暖差による血行不良で起こる一時的な炎症です。

予防と対策の基本は「冷やさないこと」と「血流をよくすること」。

適度な防寒を心がけ、無理なくケアしていきましょう。

参考文献

(※1)凍瘡(しもやけ)の発現機序に関する一考察 寺澤捷年

(※2)巣鴨千石皮膚科

 (※3)『しもやけ(凍瘡)』の原因・症状・治療法

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