しのぶの決着
またしのぶ関連で印象に残った場面としては、しのぶの毒の力を含めカナヲ、伊之助が猛攻を仕掛けた結果、しのぶ達の家族の仇である童磨を撃破した後のシーン。
死後の世界にて童磨に
「毒の効き目凄かったね」と話しかけられ「あれは鬼の珠代さんと共同開発したものですから」と返すしのぶ。
さらに童磨から「(しのぶに対し)恋に落ちた」「一緒に地獄に落ちよう」と誘われるも、
「とっととくたばれ糞野郎」と笑顔で返すしのぶ。
このシーンでは、
カナエが望んでいた「人間(しのぶ)と鬼(珠代)の和解」が行われたことを示し、
さらにカナエに褒められた「笑顔の表情」のまま童磨に対してしのぶ本来の感情である「仇に対する憎悪」をぶつけるという、
しのぶというキャラクターの各要素が象徴的に描かれたシーンとなりました。
童磨というキャラクターの異質さにスポットライトが振り回されがちな場面ですが、
最後はしのぶなりに色々な事柄に決着をつけることができたシーンでもあるのかなと思います。
また無惨戦では、珠世と共同開発した薬により戦況にかなりの影響を与えており、
柱の中でも特に大きな戦果をあげているキャラクターであるとも言えます。
ぜひこの機会に彼女の活躍を見直したいところ。
では今回はここまで。
また次回。
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