【#鬼滅の刃】「猗窩座」の意味と過去、狛治の最後【煉獄/セリフ】

漫画

みなさんこんにちはこんばんは。
今回は猗窩座について。

猗窩座

猗窩座とは、上弦の参に位置する鬼です。
通常人食い鬼は自分のテリトリーを作りそこにこもって暮らす一方で、
猗窩座は特定のテリトリーを作らず、極めて広い範囲を行動する点が特徴的。
また「強き者は鬼の永き生をもって至高の領域を目指すのが理」と話したり、煉獄に対し「強いものが衰えるのは見たくない」「鬼になって永遠に戦い続けよう」と誘うなど、戦闘力や朽ちない身体への執着が大きい点も印象的です。
戦闘スタイルは素手による武闘であり、
上弦の鬼が武器や特殊能力を用いる傾向にある中で、非常にシンプルな戦闘手段であると言えます。
強い相手に対してはリスペクトを欠かさない一方で、
自分を上回りかねない相手に対しては生存本能からリスペクトをする余裕も見せず容赦なく潰しにかかったり、
太陽光が差す状況下では即座に逃げを選択するなど(鬼として当然ではありますが)、
戦闘を楽しむのは二の次、自分が生きることを最優先に置く点も印象的なポイントです。

作中では煉獄さん、炭治郎、義勇といった面々を相手に互角以上の戦いを繰り広げており、
戦闘中にさらに進化を経る描写も見られたことから、未だ強さの限界には至っていないものと思われます。

人間時代

はい、もう猗窩座に関しては人間時代のエピソードで心を打たれた人が少なくないと思います。
上弦の鬼の中では特に凄惨な過去を抱えており、猗窩座に共感・同情して涙した方もいるのでは。
できるかぎり端的に概要を載せておきます。

猗窩座の人間時代の名前は狛治、彼は少年時代に、病気の父親に充てる薬代の確保のため、大人からスリを繰り返していました。
バレては捕まり、罪人としての刺青を腕に入れられる…といった行為を繰り返すなかで、
刺青を入れられたある日の帰り、知り合いから狛治の父親が死んだという報せを受けます。
自分のせいで息子を犯罪者にしてしまっていることによる自責の念から、「真っ当に生きろ」という書き置きを残して狛治の父が自殺したとのこと。

自暴自棄になった狛治の生活は荒れます。
とある日、江戸を離れた先で出会った慶蔵と名乗る男と戦ったことをきっかけに、素手で戦う道場を慶蔵が営んでいることを知ります。
また慶蔵には病気の恋雪という娘がおり、その看病を狛治に任せたいという話に。
それからは狛治は、慶蔵との稽古と恋雪の看病を行う日々に没入。
道場に隣接する剣術道場から疎まれ、喧嘩を売られることがあってもそれを返り討ちにし、平穏な日々を続けてきました。

狛治が18歳になった頃には恋雪の容態もかなり快方に向かっており、
慶蔵からの「道場を継いでほしい、恋雪もお前のことを好きだと言っているし」という言葉や、
恋雪からの「狛治さんは当たり前のように私の未来の話をしてくれた、本当に嬉しかった」「私と夫婦になってくれますか」という言葉を受け、
狛治は真っ当に生きる、人生をやり直す覚悟を決めます。
「俺は誰よりも強くなって一生あなたを守ります」という言葉を返し、
恋雪と慶蔵、そして狛治の3人で幸せに暮らす…はずでした。

父の墓参りから道場に帰ろうとしたある日、道場の前に立っていた恋雪の医者から残酷な知らせが。
まともに戦っても勝てないと判断した剣術道場の誰かが井戸に毒を入れ、その結果慶蔵と恋雪が命を落としてしまったのです。
その後は剣術道場に殴り込みをかけ素手で67人もの門下生を惨殺、もはや茫然自失となり街を歩いていたところを
無惨により鬼にされています。

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