【ネタバレ配慮】219話→220話「遠征選抜試験」感想【ワートリ/ワールドトリガー】

ワールドトリガー

あと評価をするA級隊員同士で喧嘩になりそうな気もするシステムだなぁ、と思いながら読んでいました。
というか、私のレスに批判的レスが複数ついてたら立ち直れないかもしれない(弱メンタル)。

まあ今回一番可哀想だったのは「存在感0」とまで言い切られた某キャラクターですが…。
彼の場合は明らかに今シリーズで“自分の存在価値”を見つける感じなので、今はその前の段階…
つまり落ちに落ちまくる時期です。

何がきっかけで彼が自分の生きる道を見出すかはわかりませんが、
散々触れている通り私の結論は変わりません。
“彼自身が弱いからこそ、弱い者の気持ちを理解できる”というのは彼の一つの強みだと思うんですよね。
もちろん強い人間も、想像で弱い者の気持ちを理解しようとすることは出来るでしょう。
ただ、ここは何事においてもそうですが人間は自分が経験したことがあるかどうかで
物事に対する理解度が格段に変わってきます。

故に、能力が不足している隊員の感情やスペックを共感的に理解し導く、というのは彼の役割として可能性があるのではないかなぁと。




また、もう一つ彼の個性である“優柔不断”について。
作中では意図的にマイナスに描かれていますが、
彼の優柔不断な性格もそれだけリスクに対して慎重な証拠。優柔不断そのものが悪というわけではないと思います。
したがって、いま彼に必要なのは「優柔不断な性格を変える」のではなく、
「優柔不断に陥った際に、とりあえず自分がどう動くかという機械的なマニュアルを作る」ことと、
「優柔不断な自分を周りにどうフォローしてもらうか」を考え、それを伝達すること。

いわば優柔不断に陥った際の安定行動を作る、ということです。

そうすることで、優柔不断による決定の遅れを周りがフォローしつつ、
自分は遠慮なくリスクを考えることに専念できるため、
役割分担による効率化が進むのかな、と思いました。

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