【ONE PIECE】人造悪魔の実SMILEと能力者への副作用について【弱い?】

能力が発現しない可能性も

このSMILEは食べた人間が全員能力を獲得できるわけではありません。

全体のおよそ1割の人間のみが上述のように特殊な動物系能力を獲得でき、

残りの9割もの人間は能力を得ることが出来ない上にデメリットまで背負うことになります。

そのデメリットとは、通常の悪魔の実同様に「カナヅチになる」というだけでなく、

「怒りや悲しみといった感情を失ってしまう」というもの。

仮にSMILEを食べて能力獲得に失敗した場合、

意中の悪魔の実の能力を得ることが出来ないだけでなく、人間にとって重要な感情すらも失ってしまう、

という深刻な事態に陥ります。

さて百獣海賊団は500人以上もの人造能力者を生み出した、ということは

つまり4500人以上もの人間がSMILEの能力獲得失敗による代償を背負い生きていくことになっているのだ、ということがわかります。

「強さ」を重要視する百獣海賊団にとって「感情」は大した価値を持たないもの、

という認識故に船員達が次々とSMILEを食べていったものと思われますが、

それにしてもあまりにハイリスクローリターンと言わざるを得ません。

四皇が率いる百獣海賊団程の大規模勢力ともなれば、通常の悪魔の実を裏のネットワークから回収することも出来そうなものですが。

SMILEは収穫の段階で90%以上が使い物にならず、

更にSMILEを食べた人間の内の90%は能力が発現すらしない。

単純に考えればSMILEを100個育てた場合、基本的には

・1人の人造能力者

・9人のデメリットのみを背負うこととなった人間

・90個の失敗作SMILE

という結果になるわけですね。

SMILEのあまりにもリスキーな性能を考えると、味方に食べさせるよりも厄介な敵の料理にでも紛れ込ませて、デメリットにより戦力ダウンを図る方が効果的なようにも思えてきます。

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