レプリコンワクチン接種者の入店制限から始まるシェディングの考察

医療
雨崎
雨崎

ほう、シェディングを警戒しているようだな

ぬこ様
ぬこ様

実際のところ、シェディングって起こる可能性あるの?

雨崎
雨崎

その可能性は低い、と考えられる

ぬこ様
ぬこ様

そうなんだ?

雨崎
雨崎

まず、シェディングの概念に関しておさらいしておこう。
人によって色々な解釈があるが、
社会的によく用いられる意味としては、

 

ウイルス/ベクターが患者の分泌物や排泄物を介して拡散し、感染症などを起こすこと

 

が挙げられる

ぬこ様
ぬこ様

そのイメージだね

雨崎
雨崎

続いて、レプリコンワクチンをはじめとするmRNAワクチンの機序も見ておこう。
端的に言えば、

 

体内に遺伝子情報を注入することで、
②遺伝子情報をもとにしたスパイク蛋白が作られ
③それに免疫が反応し、
免疫システムが賦活していく

 

というものだ 

ぬこ様
ぬこ様

スパイク蛋白は、細胞に侵入する際の「鍵」となる部分だよね!

雨崎
雨崎

その通り。
だが、このスパイク蛋白はあくまで鍵の役割を担うだけの蛋白だ。
感染力を持つウイルス本体ではない。

ぬこ様
ぬこ様

あ、だから感染しない、ってこと?
でも、何らかの理由でスパイク蛋白が他の人の身体に移動しちゃう可能性はあるんじゃ?

雨崎
雨崎

そんなことが起こったとしても、「鍵」が他の身体に移動するだけで、
ウイルス本体が存在しない以上、増殖能を持たないスパイク蛋白だけでは感染に至りようがない……ということだな

ぬこ様
ぬこ様

うーん?
じゃあ、シェディングは起こらないの?

雨崎
雨崎

公表されている機序だけで考えれば、

シェディングが起こる可能性は低い、と判断するのが妥当だ

ぬこ様
ぬこ様

なんだ、じゃあ大丈夫じゃん!

……あれ? 「可能性は低い」?

0じゃ無いってこと?

雨崎
雨崎

ああ。
医療に絶対は無いからな。
特に歴史が浅いワクチンに関して、無責任に断言することは出来ない。

 

シェディングが起こる「可能性は低い」、
こういう言い方をすることになる

ぬこ様
ぬこ様

歴史が浅い、かぁ……

雨崎
雨崎

確かに、日本はいち早く承認したとはいえ、色々な治験を行なってきたのは確かだ。

その結果を見て、比較的リスクが少なく、効果が高い、と読み取ることは出来る。

ぬこ様
ぬこ様

ふむ…

雨崎
雨崎

だが、多くの人が危惧しているのは、
長期的な影響」と「未知性」だ。

本当に、治験は十分なのか?
他の国の動向を見てからでも良かったのではないか?
後々、何かしら公表されたりしないか?

 

これらは、安全に時間が経つことでしか解消できない不安なんだ

ぬこ様
ぬこ様

そうかー…
この記事の見解としては、「シェディングは起こらない可能性が高いけど、断言はできない」って感じかな?

雨崎
雨崎

ああ。
医療における常識は、時として変わることがあるからな。
一方で、ワクチンによる恩恵があるのも確かだ。
その辺りを天秤にかけながら、判断すると良い

ぬこ様
ぬこ様

ちなみに、雨崎さんが一番驚いた「医療の常識の変化」って?

雨崎
雨崎

ほうれん草

ぬこ様
ぬこ様

ほうれん草?

雨崎
雨崎

私が通っていた学校の先生がやたら熱弁していた。

「ほうれん草と言えば鉄分補給のイメージがある。確かに野菜の中では鉄分は少なく無いけど、滅茶苦茶多いわけでもないし、
何より栄養素の関係上、言うほど鉄分が吸収されない食材だ」という話だったな

ぬこ様
ぬこ様

ほうれん草好きだったのかな

雨崎
雨崎

ほうれん草マン世代なのかもしれないな

コメント

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