代謝の二つの側面
代謝には、複雑な分子をより単純な分子へ分解し、通常はエネルギーを放出する異化(catabolism)と、単純な分子から複雑な分子を作り、そのためにエネルギーを使う同化(anabolism)がある。[1]
ATPとエネルギー産生
食事由来の炭水化物は分解されてグルコースなどの単純な糖となり、さらに複数の代謝経路を通じてATPへ変換される。ATPは細胞が広く利用するエネルギー源である。[1]
酵素の役割
代謝経路の化学反応は酵素によって促進される。酵素自身は反応のたびに消費されず、同じ反応を繰り返し助ける。細胞は必要な物質やエネルギー量に応じて、特定の酵素の量や代謝経路の活動を調整する。[1]
全身のエネルギーバランス
全身レベルのエネルギーバランスは、食事量・食事内容、食欲・満腹感、身体活動、体組成、ホルモン、熱産生、概日リズムなど多くの要因と関係する。NIDDKでは、これらを体重増減や維持に関わる生理機構として研究している。[2]