みなさんこんにちはこんばんは。
今回は第8話「一夜の夢」について!ですね。
一夜の夢
はい、今回はなんといっても犯人の各所での選択が印象的。
特にラストシーンに関しては賛否がありますね。
自分の「今」はあくまで自分自身が選び取ってきた結果である、他の人とすり替えるのは言語道断、という右京さんの発言は、
犯人自身も百も承知だったとは思うんですよね。
通常の犯人は右京さんの説教を受けた場合、自分のしたことの重さに気づき、うつむき、そのまま退場するといった描写が基本です。
しかし今回の犯人はあまり時間をおかず、ラストシーンに繋がるような行動をとっていました。つまり自分の行為が許容されるものではないことは比較的抵抗なく受け入れていた、ということでもあると思います。
その具体的な根拠としては、
犯人にとって先に人生をすり替えてきたのは紛れもない親友だと思っていた人間であり、
そのために自分は苦汁を舐めさせられた。
つまり「人生をすり替える」という行為が他人を苦しめる、許されざる行為で有ることは他でもない犯人自身が一番深く理解していました。
それでも自分で元々手にするはずだった人生を、自分の力で取り戻そうとしていたのかもしれません。
「悪いことをしているというのは承知で、それでも自分はやらなければならない」というわけですね。
ただまあそれはあくまで犯人やその親友の間における出来事で、
刑事をはじめ正義サイドからすれば殺人及び諸々の違法行為を展開してきた犯人の、身勝手な言い分に他ならないわけで。
お互いに正義と悪、相手側の事情はある程度理解できる上で、それでも犯人と警察は曲げられない芯となる意見を主張しているため、
平行線になるのはやむを得ないところでしょう。
視聴者も今回の話、犯人や警察に対して感じた想いはわかれるところだとおもいます。
ネット上の意見には、
「犯人には自分を案じてくれた幼馴染もいたのだから何も持たない人間ではない、決して早まるべきではなかった」
「それでもやっぱり犯罪はいけない、他人に迷惑をかけているし」
という声もありました。
一方で、
「犯人にとっては、右京さんサイドはやはり勝ち組、安全圏からの物言いにしか感じられなかったはず」
などの声も。
色々な反響があったこの話、みなさんはどのように感じたでしょうか。
はい、ではまた。
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