【イブの意味とは】クリスマスイブイブは存在しない【イヴとイブの違い:12月23日24日】

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みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。

今回はクリスマスイブ、またイブイブについて。

あ、遅れました。メリークリスマス!

クリスマス「イブ」と「イブイブ」

クリスマスイブイブとは

もはや殆どの方が何らかの形で関わったことがあるでしょう、クリスマス。

これは日付で言うといつのことを指すのでしょうか?

そうです、12月25日ですよね。

ではクリスマスイブとは、またクリスマスイブイブとは一体「いつ」を指すのかご存知でしょうか。

「クリスマスが25日、クリスマスイブが24日だから、クリスマスイブイブは23日だ」

…というのが大まかな認識ではないでしょうか。

つまり「イブ」が「前日」を意味している、という解釈ですね。

ですが実はこれは誤り。

そもそも「イブ」とは

まず「クリスマスイブ」とは、「クリスマスの前夜」ではなく、「クリスマスの夜」を指します。

詳細は以下の通り。

読み飛ばして頂いても構いません。

ユダヤ暦では日没をもって「日付の変わり目」としており、

したがって、この種の暦を採用する教会では、クリスマス・イヴの日没からクリスマスを起算するため、実は「クリスマス・イヴ」はクリスマスに含まれている、ということになります。

つまり、「クリスマス・イヴ」とは「クリスマスの前夜」ではなく、その言葉の通り、正に「クリスマスの夜」というわけです。

要するに24日の夜からクリスマスは既に始まっており、その時間帯をクリスマスイブと呼んでいるのです。

厳密には「クリスマスイブ」とは24日の日没以降の夜間帯のみであり、

少なくとも24日のお昼はまだ「クリスマスイブ」ではないわけです。

太陽が沈んで始めて「クリスマスイブ」が始まるわけですね。

これは知らない人もかなり多かったのではないでしょうか。

クリスマスイブイブについて

そして先ほども言った通り、「イブ」とは「クリスマスの夜」を指すものであり、「クリスマスの前夜」を指すものではありません。

となると「クリスマスイブイブが23日である」という解釈もおかしくなってきます。

「クリスマスイブイブ」は元々存在せず、意味としてもあまり通らないもの、ということになります。

そもそも「イブイブは23日」がアリなら、

「イブイブイブは22日」、「イブイブイブイブは21日」、

12月1日はイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブ…

1月1日はイブイブイブイブイブイ

 

やめましょう。1月1日は普通に元日です。


さて本来の意味に関しては以上ですが、だからといって「その通りじゃないなら間違いだ」と慎む必要もありません。

もはや「24日はその日全体がクリスマスイブ」というのは概ね社会の共通認識です。

「23日がクリスマスイブイブ」というのも馴染んできた、という人も居ることでしょう。

考えを押し付け合うことなく、各々の楽しみ方をするのが1番だと思います。

私もこれまで通り、23日はイブイブ、24日はイブとして扱うことにします。

と言うわけで今回はこの辺りで記事を締めます。

また次回お会いしましょう、さようなら。

ここから先はおまけ:「イブ」と「イヴ」、どっちが正しいの?

はい、ここから先はイブに関するおまけ。

「イブ」という表現と「イヴ」という表現、どちらが正しいの?

気になる問題ですが、お答えしましょう。

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