【遊戯王】神剣フェニックスブレードについて【なぜ禁止なのか】

OCG
カードの引用:スタジオ・ダイス/集英社/KONAMI

みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。

今回は神剣フェニックスブレード、通称フェニブレについて。

神剣フェニックスブレード

戦士族のみ装備可能。装備モンスターの攻撃力を300ポイントアップする。

このカードが自分のメインフェイズ時に自分の墓地に存在する時、自分の墓地の戦士族モンスター2体をゲームから除外する事でこのカードを手札に加える。

攻撃力を300上昇させる戦士族専用装備カード。…なのですが、その上昇値は非常に微々たるもの。

単純な強化装備魔法としては団結の力でも装備させておいた方がはるかに強力でしょう。

ではなぜ禁止カードにまで指定されたのか?

このカードの真に凶悪な点はその自己サルベージ効果にあります。

繰り返し何度でも

遊戯王というゲームにおいて、単純に手札が1枚増える事の強力さはキラースネークの活躍で証明済みでしょう。

キラースネークは何度も繰り返し手札に戻ることで、無限の手札コストとして、あるいは無限の壁モンスターとして再利用し続けることができるのです。

これにより「鳳翼の爆風」「サンダー・ブレイク」等の本来であれば手札コストを必要とする強力なカードの発動を、

事実上ノーリスクで容易に発動することを可能にしてしまいました。

ついにはキラースネークは禁止カードに指定され、現在では効果をエラッタされ弱体化しています。

 

 

フェニックスブレードの手札補充能力

そして神剣フェニックスブレードは上述のキラースネークと比較してもその手札補充能力は見劣りしません。

墓地コストさえあれば任意のタイミングで何度でも発動できるため、コスト以外の面では禁止カード時代のキラースネークを上回る程です。

墓地へ送られても何度でも手札に戻せる以上、

神剣フェニックスブレードを一度でも墓地に落とすことが成功すれば手札の消費を大幅に抑え込むことができるわけですね。

そして遊戯王OCGではこれまで神剣フェニックスブレードを中核に据えたデッキが数多く環境を席巻してきました。

「召喚僧サモンプリースト」の効果発動コストとしてフェニックスブレードを墓地へ送ったり、

あるいは「聖騎士の追想イゾルデ」の効果と絡めてアドバンテージを生み出しつつデッキを回転させたり、

神剣フェニックスブレードの戦士族2体を除外するコストを利用し、次元融合によって大量召喚を狙うデッキなど、

その使い方は挙げればキリがありません。

「無限コスト」として破格の性能を有する「神剣フェニックスブレード」はついに禁止カードへと指定されることとなりました。

というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。

それではまた次回お会いしましょう、さようなら。

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