みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回は猫ちゃんについて。
画像は我が家で飼っているれいまるくん。なぜかバケツにおさまっている姿がキュートですね。
猫の視界
さて、皆さんは「猫の視界」がどうなっているか気になったことはないでしょうか。
例えばTV。
よく猫がTVの映像に合わせて身体を動かしたり、猫パンチを繰り出したりしますよね。
TVは人間の動体視力に合わせて1秒間の映像に30枚の画像を組み合わせて作られています。
それが我々からすると滑らかに見えるわけですね。
しかし動体視力に優れる猫にとっては1秒間に40枚程の画像が必要となります。
したがって人間用の映像では画像の枚数が足りず、猫にとってはカクカクとした映像に見えているようです。
さて、では素朴な疑問。
そもそも猫の視界はどのようになっているのでしょうか?
画像はwired.comより引用:上が人間の視界、下が猫の視界
視野
猫の視野は約200度で、180度である人間より広いのが特徴。
周辺視野(空間分解能が高い「中心視野」以外の領域)は人間が20度以上でネコが30度以上と、人間よりも猫の方が広いのです。
視力
一方で視力は人間ほどは良くありません。
人間は約30~60m離れた場所のものをはっきりと見分けることが出来るものの、猫にはぼやけて見えるのです。
猫がよく見えるのは、約6m程度の距離までと考えられています。
色覚
猫と人間では色覚も異なります。
人間の場合は赤・緑・青の三種類の錐体をもつ3色型色覚ですが、
イヌやネコなど多くの哺乳類は緑・青の二種類の色覚受容体しかもたない2色型色覚とされています。
したがって猫は例えば赤色系統の色は認識することができず、人間の視界と比べて白黒の画面のようにうつるのです。
夜行性である猫にとって色の識別はそれほど重要ではないため、色覚が人間と比べると少ないと考えられています。
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