方法
視覚的な作品を作る過程と、必要に応じた言語的なやり取りを組み合わせ、感情や経験を表現・理解することを支援する。音楽療法やドラマ療法とは別の芸術療法として扱われる。[1]
研究状況
非精神病性の精神健康問題を対象とした体系的評価では、臨床的有効性、費用対効果、利用者と提供者からみた受け入れやすさが検討されている。一定の有益性を示す小規模な研究はあるが、証拠の量は限定的である。[1][2]
利用者の視点
質的研究では、表現や自己理解を助けるという意見がある一方、強い感情が引き起こされる、十分に解決されないまま終わる、治療者の技能不足や突然の終了が害になり得るという懸念も報告されている。[3]
研究の質
非精神病性の精神健康問題を対象としたレビューでは15件のランダム化比較試験が含まれ、10件で対照群より有意な改善が報告された一方、研究の質は全体として低く、対象や評価指標も不均一であった。したがって、特定の病態への効果を一律に一般化することはできない。[2]