「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」
私が子供の頃に発売された「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」という作品。
これがとにかく難易度が高く、どんなゲームでもどうにかクリアにまでこぎつけていた子供時代の私でも、途中で断念せざるを得ないレベルだった。
基本的に神のカードを出すことさえできればまず負けることのない“神のカード最強環境”なのだが、
その分神のカード以外は弱小カードで固まりやすくなる傾向にあり、
正攻法での攻略は至難を極めた。
パスワード入力で“ラーの翼神竜 フェニックスモード”を手に入れることが出来ればゲーム攻略は比較的容易になるらしいが、
私が子供の頃はそういった情報も中々手に入れることができなかった。
デッキキャパシティとコストが鬼
当時の思い出としては、攻撃力1000台前半のモンスターを搭載できるようデッキキャパシティを上げようと頑張っていた記憶がある。
そう、このゲームは攻撃力1000ちょいのモンスターをデッキに入れられるようにするだけでも一苦労で、デッキキャパシティを増やすだけでも膨大な時間を要する。
デッキキャパシティとは“デッキの容量を表す数値”なのだが、
当然強力なカードほど必要なコストが高くなる傾向にあり、デッキキャパシティのやりくりが難しくなっていく。
その割に敵キャラはコスト無視でバンバン強力なカードを使ってくるので、常に苦しい戦いを強いられることとなる。
神のカード以外にもボードアドバンテージを稼げるようなカードは一応あったのだが、
ネットが今ほど普及していなかった時代に当時の私がそのような攻略情報を手に入れるのは難しかった。
結果、
①相手デッキが物凄く事故ってくれるか、
②どうにか属性でメタって数的有利をつくるか、
という2パターンでしか勝つことが出来なくなっていった記憶がある。しかも割と序盤から。
最序盤はレベル上げ&カード集めのため、ショップ付近の御伽を集中的にボコボコにしていたのはいい思い出だ。
なんだかんだ楽しかった
色々触れてはきたが、ゲームとしては十分楽しんだ思い出がある。
なにせ私にとって初めて手に入れた遊戯王関連のゲームであり、
アニメで見ていたキャラクター達がボイス付きでデュエルをする、というだけで楽しかった。
ショップでカードを集めたり、アンティルールでカードを手に入れたりするのも、
遊戯王のゲーム初心者である私からすると新鮮そのものであり、わくわくしながらプレイしていた記憶がある。
強力な神のカードがどんどん使えるようになっていくのも楽しかった。
ちなみに子供の頃の私は海馬戦やマリク戦すら辿り着けていない。
闇のPK、舞、ロバ、竜崎、羽蛾、骨塚、梶木、迷宮兄弟、光と闇の仮面、モクバらと戦った記憶はある。
色んな国を旅したのはいい思い出だ。
「カタコンベ」という名称を知ったのもこの作品である。
というか、なぜあんな世界各国にデュエリスト達が散っていたのだろうか。
(舞や迷宮兄弟はまああちこち行っててもおかしくないが)
なんか骨塚がカタコンベにいたり、竜崎がカナダの化石採掘場に居たのは覚えている。
デュエルもワールドワイドな時代になったということなのだろうか。
まとめ
というわけで破滅の大邪神についての思い出をつらつらと語った。
子供の頃ということもあったが、それにしても難易度が高かった。
ただ、それだけ難易度が高かったからこそ、よりのめり込んでいた…という部分もある気がする。
このゲームを通じて、当時はそれほど思い入れがなかったサブキャラ達に愛着が湧くようにもなった。
「難易度鬼ゲーだが、楽しかった」というのが私のこのゲームに関する思い出である。
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