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プラセボ効果

2026年8月11日 09:09 / 雨崎ハーリィ に保存された版

治療そのものの特異的作用以外に、期待、文脈、学習、医療者との相互作用などによって生じる変化を含む概念。

概要

プラセボ効果とは、薬や施術そのものの特有の作用とは別に、治療への期待、安心感、過去の経験、医療者との関わりなどによって症状や感じ方が変化する現象を指す。

「気のせい」とは違う

プラセボ効果があるからといって、症状が嘘だったり本人が思い込んでいるだけだったりするわけではない。痛みや吐き気などの体験は、脳や自律神経、心理状態、周囲の環境など多くの要因の影響を受ける。

臨床試験では、本物の治療を受ける群とプラセボを受ける群を比較し、治療そのものにどの程度の効果があるかを調べることがある。

エビデンス・科学的評価

プラセボ反応は主観症状などに影響し得るが、それだけで疾患の病理そのものが改善するとは限らない。臨床試験ではプラセボ群との差を見て介入の特異的効果を検討する。

安全性・注意点

『プラセボで効いた=症状が偽物』という意味ではない。症状体験は生物学的・心理的・社会的要因の影響を受ける。