概要
ラベンダー(Lavandula angustifolia)は地中海地域を原産とする常緑の芳香植物である。香りを利用したアロマセラピー、皮膚への使用、経口のサプリメントなど、さまざまな形で利用される。[1]
研究・エビデンス
経口のラベンダーオイル製品は、不安やそれに伴う抑うつ症状を軽くする可能性が示されている。ただし研究には、参加者数の少なさ、独立した資金や検証の不足、参加者の多様性不足などの限界がある。[1]
ラベンダーのアロマセラピーについては、不安、ストレス、抑うつ症状、痛み、睡眠の質、不眠などに対する効果が研究されているが、現時点では結論が一定していない。[1]
安全性・注意点
食品に通常含まれる量の摂取は安全と考えられている。経口製品では下痢、頭痛、吐き気、げっぷなどが起こることがあり、アロマセラピーでは頭痛や咳がみられる場合がある。皮膚製品ではアレルギー性の皮膚反応が起こることがある。[1]
鎮静作用をもつ薬やハーブとの相互作用が理論上考えられている。妊娠中や授乳中の安全性については十分な情報がない。[1]