概要
変形性関節症は、関節内の組織が時間とともに変化し、損傷していく病気である。膝は代表的に影響を受ける関節の一つで、軟骨だけでなく骨、滑膜、靱帯、半月板などにも変化が及ぶ。[1]
症状
主な症状は、関節を使ったときの痛み、朝や休んだ後に生じる短時間のこわばり、腫れ、動かせる範囲の低下、不安定感などである。[1]
診断
診断には単一の検査だけを用いるのではなく、症状や病歴、身体診察、X線やMRIなどの画像検査、必要に応じた血液検査や関節液検査などを組み合わせる。[2]
治療
治療では、痛みの軽減、関節機能の改善、病気の進行抑制、生活の質の維持を目標とする。運動は痛みやこわばりを軽減し、柔軟性、筋力、持久力を高めるための基本的な方法の一つである。体重が多い場合の減量は、膝など体重を支える関節への負担を減らす。[2]
薬物療法、装具、理学療法などが使われる場合もある。補完的な方法では、鍼治療、太極拳、ヨガなどが研究されているが、根拠の強さは方法ごとに異なる。[2][3]