QOL(生活の質)

最終更新:2026年8月11日 最終確認:2026年8月11日

本人が自分の生活や健康状態をどのように感じているかを含む広い概念。身体症状だけでなく、心理、社会関係、生活環境なども関係する。

概要

QOL(Quality of Life、生活の質)は、本人が自分の生活の状態をどのように認識しているかを表す広い概念である。WHOでは、文化や価値観、目標、期待などとの関係を含めて定義している。

医療での利用

病気の検査値が改善しても生活が大きく苦しくなる治療もあれば、検査値の変化は小さくても日常生活が楽になる場合もある。そのためQOLは患者報告アウトカム(PRO)として重要な評価対象になる。

統合医療との関係

全人的健康患者中心の医療では、症状だけでなく「その人がどう生活できるか」を考えるための重要な視点となる。

エビデンス・科学的評価

QOLは医療・公衆衛生研究で広く用いられるアウトカムで、WHOQOLなど複数の評価尺度が開発されている。尺度ごとに測る領域や目的が異なる。

安全性・注意点

QOLは主観的な側面を含むが、「本人が良いと感じれば安全性は問わない」という意味ではない。臨床的な利益・不利益と合わせて評価する。

参考文献・参考情報

  1. WHO: WHOQOL - Measuring Quality of Life
  2. WHO: WHOQOL-BREF

カテゴリ:基礎概念

タグ:QOL / 患者報告 / 生活の質

関連項目