みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回はM-1グランプリについて。
敗者復活戦
さあいよいよ始まります、M-1グランプリの敗者復活戦。
今年も去年に引き続き、R-1やKOCなど同様にリアルタイムでの個人的採点&感想を更新していきます。
随時画面右上をタップしページを更新していただければ、と思います。
よろしくお願いします。
ネタ開始まで
さて恒例のネタ前のVTR。
アンタッチャブルが出ているのが感慨深いですね。
そしてやはり今年特徴的なのが「TV受けするコンビ」が軒並み落選している、という点。
毎年「知名度」を考慮し、TV番組のバランスを取る目的のコンビが見られましたが、
今年は中々キワい選出だったと思います。
高確率で台風の目となる敗者復活戦、果たして勝ち上がるのは誰になるのでしょうか。
次回は陣内さん、ゲストにはノンスタ石田さんとトレンディエンジェルの2人。
いずれも敗者復活勝ち抜きを経験したチャンピオンということで、
敗者復活戦のゲストにふさわしい3人だと思います。
ノンスタイル石田さん曰く、10番目以降が有利という話。
後半に行けば行くほど有利、というのはお笑いコンテストではもはやお馴染みの傾向ですね。
そして視聴者審査についての説明。
お気に入りのコンビに点数をつけたくなる気持ちもわかりますが、
ここに関してはネタだけで点数をつけるのが誰にとっても公平で納得のいく結果が出るのでその辺りは再確認ですね。
9度という低温の中での漫才になりますが、みなさん頑張ってください!
さあいよいよネタ開始です!
カミナリ「あるあるゲーム」
点数:85点
決勝には2回の進出経験があるカミナリ。
正直コンテストで評価されやすいスタイルとは言えない彼らですが、だからこそ彼らが出る意義もあるのだと思います。
トップバッターということもありややウケの量自体は多くない滑り出しだったものの、
「台所で髪洗ってんな!」から一気にまくっていく展開は面白いところでした。
カミナリはこういう後から奇妙な設定自体に突っ込んでいくのが得意ですね。
トップバッターではもはや恒例の85点を付けておきます。
囲碁将棋「ウォシュレット」
点数:82点
さあディープなお笑いファンは皆さんご存知の囲碁将棋の登場、
これぞ囲碁将棋というやりとりが続きます。
まだまだ客席も暖まりきっていないこともあり、
やや盛り上がりには欠けましたが、大きなミスもなくやり終えたと思います。
現状はカミナリが引っ張っていく展開と言えるでしょうか。
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天竺鼠「病院」
点数:93点
個人的に一押しコンビの天竺鼠。
特に一昨年は決勝に上がってくれないかなぁと思いながら見ておりました。
掴みの爆発力は相変わらずえぐいですね。
他の芸人にはないめちゃくちゃなネタを続けていきます。
そして出た、「谷折り線」笑
「喉に国民健康保険証」「働き方改革」など、最高の展開が続きました。
和牛「引越し」
点数:91点
まさかの予選落ちとなった和牛。
今回出場しているコンビの中でも一際ファンが多いこともあり、
ここで1発当てれば敗者復活に最も近づくコンビと言えるでしょう。
本当に漫才師として演技が上手いですねこの2人は。
どんな舞台でも笑いを取れる実力があるのだと再確認させられます。
ツッコミの川西が徐々に壊れていく展開もお笑いコンテスト向きと言えます。
ラランド「子供」
点数:83点
アマチュアから勝ち上がってきたラランド。
正直今回勝ち上がるのは厳しい2人だと思いますが、
既存のアマチュアのイメージを破る「こなれた」漫才、
バラエティ受けしそうなビジュアルと声の通り方で、今後の活躍が楽しみです。
にしても今回は本当にレベルが高い…
点数が100点あっても足りません笑
マヂカルラブリー「注射」
点数:82点
頑張れマヂカルラブリー!ということでネタが始まりました。
2008年の敗者復活戦からずっとファンなので、期待して見たいところ。
「お前が見てるのは本当の俺かな」が好きなのですが、ウケ的にも低速飛行だったのが残念。
もうこの2人に関しては優勝できなくても上沼さんに怒られてくれればそれだけで面白いのが美味しいところですが、
あの一夜だけで「つまらない」というイメージが定着しきってしまうのも可哀想なので、ぜひとももう一度あの舞台に立って欲しいところ。
ポイズンガールバンドやザ・パンチなど、M-1で滑ってしまったコンビには何らかのフォローがあれば、と思ってしまいます。
ミキ「歌」
点数:86点
さあ半ば決勝常連になりつつあるミキの登場です。
ここも和牛同様、特にファンの多いコンビですので、弾け方によっては一気に上がっていきます。
2年連続の敗者復活なるでしょうか。
そして和牛同様、相変わらず自分たちのリズムを崩さない技術の高さは素晴らしいですね。
爆発力も高いところですが、天竺鼠と和牛と比べるとやや後半部分の盛り上がりが落ちこんだところ。
くらげ「女性への対応」
点数:81点
結成1年というこれまた話題性が凄まじそうなコンビが登場。
緊張している様子は言動に一切伝わらず、落ち着いて進めていく辺りはベテラン感が漂います。
点数こそ低めになりましたが、特に出来が良かった天竺鼠や和牛と相対的に比較した故に低くなっているだけであり、
現在登場しているコンビは全員出来が良いと思います。
くらげは「今日がはじめてのTV出演」ということで、本当に才能あるコンビですね。
今後が楽しみです。
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さて前半の折り返しが終わり、視聴者のスマホデータが公開。
果たして誰が優勢なのでしょうか。
私の現時点での順位は
1位:天竺鼠
2位:和牛
3位:ミキ
という状態。
そして陣内さんが「ララランド」と言い間違えてるイジリが笑
さあそして全国平均点は
和牛→ミキ→天竺鼠
という順。
やはりこの3組が前半抜けている印象、というところでしょう。
ただ天竺鼠が想像以上に低いですね…このコンビは人気投票ではやや不利なので、今年も3位〜8位あたりの絶妙な所で落ちてしまいそうな予感が()
和牛とミキの岩盤支持層の強さが窺えます。
さて折り返し、後半には敗者復活戦の本命とみられるアインシュタインも控えています。
残り8組、心してネタを見ていきましょう。
CM明け、史上最高得点の673点アンタッチャブルのVTRが。
あの年はアンタッチャブル以外が全体的に低空飛行だったこともあり、
その鬱憤を晴らすかのような審査員の最高得点ラッシュでした。
四千頭身「先生」
点数:84点
さあ今年ブレイクした四千頭身が登場です。
このトリオも大滑りはしない安定感が持ち味ですね。
「カラテカか…」「ザブングルだ…」は面白いですが、お笑いファン以外にはやや伝わらなさそうというのが懸念点でしょうかね。
ただ後半やや低速化したのが残念なところだったでしょうか。
東京ホテイソン「英語」
点数:85点
さあ独特なツッコミが持ち味の2人。
今回は時間をかけた分、爆発的な掴みとなりましたね。
決勝では前年「霜降り明星」がその特殊なツッコミで優勝をかっさらいましたが、
東京ホテイソンが勝ち上がることができるのか、
「なぜこれを入れたいと申した」でどこまで点を伸ばすことができるでしょうか。
錦鯉「数え歌」
点数:83点
さあ若いコンビの後に出てきたこのコンビ。
歌の爆発力といい錦鯉の良いところが出てるのではないでしょうか。
後半の意味不明な流れが個人的に面白かったです。
ただ最後の1分がもったいなかった印象。
再来年も頑張れ錦鯉。
セルライトスパ「面接」
点数:84点
ここでまさかのミキとのアナ雪ネタかぶり。
この飄々とネタを進めていく感じも面白いところですね。
ただこれまでにさまざまなコンビのネタを見てきたので、やや突出した点が見られなかったのは投票してもらう上でマイナスかもしれません。
ここで錦鯉が結成7年目であることが明かされます。
56歳までM-1に出れるということで…すごいですね笑
さあ折り返し時に続き、国民点数が公開されます。
私は折り返し時と変わらず
1位:天竺鼠
2位:和牛
3位:ミキ
となっています。
にしても錦鯉の「歌手になれました」は笑います笑
去年の金属バット的な、場を盛り上げるポジションに落ち着きそうなところ。
現在の点数上位は1位和牛2位ミキは変わらず、
3位が四千頭身といったところ。
この辺りもバラエティ露出が強いコンビが大きな結果を残しているところではあります。
くらげやラランドの健闘も目覚ましいですね。
全体的に面白いところですが、去年のプラスマイナスのように群を抜いてウケを取ったコンビは人気に関わらずもっと評価が欲しいところですね…
ここにきて寒さの上に雨も降ってきました。
ますます過酷な環境になりましたが…
さあ残すところ4組、最後の追い込みが始まります。
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ダイタク「ハーゲンダッツ」
点数:82点
ネタのスタート時からかなり口調が「走っている」点が気になるところ。
兄弟喧嘩をベースにしているため、テンションを上げやすいテーマではありますが、
単発のワード以外での盛り上がりが欠けたのが懸念点でしょうか。
今後に期待。
ロングコートダディ「海老の天ぷら」
点数:81点
これまで多くの種類のネタを見たこともあり、設定的にも展開的にもやや想像を超える部分が見られなかったのが受け的にも伸び悩んだ理由でしょうか。
よくある擬人化ネタの範疇を超えることができなかったのが厳しいところです。
そしてCM前のオードリーの「M-1史上最高のネタは2005笑い飯の2本目」というチョイス笑
個人的に大爆笑したので、思い出深いネタではあります。
アインシュタイン「クルーザー」
点数:84点
さあここで敗者復活戦の大本命、アインシュタインの登場。
ブサイクランキングにランクインする稲田とイケメンランキングにランクインする河井のコンビということで、
あらゆる層の視聴者に刺さる可能性のあるこのコンビ。
TVでの露出も増え、ここで1発当てれば和牛やミキ同様に勝ち上がるのは難しい話ではありません。
そして登場時点で仕上がっている稲田。
ブサイクを強気に押していくスタイルですが、やや笑いの量としては不安定なところですね。
ビジュアルネタほぼ一本で通したものの笑いが追いつかない、というのは2005のタイムマシーン3号を思い出すところ。
トムブラウン「安めぐみ」
点数:86点
相変わらずどんな掴み笑
ネタの途中で「私は何を見ているんだろう」と思うほど、異常な作りですね。
「これで1人ですよー!」で笑いました。なんなんですかこれ。笑
この舞台でこれをやる胆力には頭が下がります。
本当にどんなトリや。
さて、ここで登場コンビの全ネタが終了。
個人的な順位は以下の通り。
個人的な順位
93点:天竺鼠
91点:和牛
86点:ミキ、トム・ブラウン
85点:カミナリ、東京ホテイソン
84点:セルライトスパ、四千頭身、アインシュタイン
83点:錦鯉、ラランド
82点:ダイタク、マヂカルラブリー、囲碁将棋
81点:くらげ、ロングコートダディ
個人的な上位3組は天竺鼠、和牛、そしてミキとトム・ブラウンになりました。
前半に登場したコンビが全体的に強かった印象ですね。この出来で言うと、
和牛が敗者復活戦勝ち上がりは濃厚と言っても良いかもしれません。
そういう意味では和牛は2度目の敗者復活を果たすことになるわけですね。
そうなると敗者復活を2度経験するという史上初のコンビになるわけですが…果たして。
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私は単純に面白いと思った順に画像の3組を選出。
トム・ブラウンとミキは悩みましたが、会場が盛り上がっていない環境下でも爆発を起こした点を「凄い」と思い、
トム・ブラウンを選択しました。
とはいえこの3組以外から選ばれてもある程度納得のいくハイレベルな戦いだったと思います。
では次は決勝のリアルタイム更新でお会いしましょう、さようなら。
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