看護実習
看護学生にとって一番きついと言っても過言ではない、看護実習。
慣れない環境でストレス、
グループに馴染めない、
指導者に詰められる、
課題が多すぎて寝れない、
実技に大きな不安がある、
先生や病院によってやり方が違いすぎる、
記録の内容もとっ散らかっている…
大方上記のどれか、あるいはいくつかが複合的に混ざり合って大きなストレスに繋がっているのでは、と思う。
看護実習は経験したことのない人からすれば「そんなに?」と思うかもしれないが本当にきつい。
慣れない環境にいくだけでも大きなストレスを抱えてしまうものだが、
その中で上記のような要因がいくつも重なってくるのである。
例えば私は、実習の中でグループに馴染めない分野があった。
本当に馴染めず、孤立していたと思う。決して悪い人たちではなかった。むしろ私のコミュ力が苦しかった時期である。
そしてそんなコミュ力で実習に向かうものだから、指導者からの風当たりは当然強かった。
まあ正直今では「詰められても仕方ないな」と思うほどだったが、当時は本当に“早く終わってくれ”という思いで頭の中がいっぱいだった。
「何をやってもうまくいかない時」というのは誰しもあると思うが、その当時の私がそれである。
その実習での反省を糧に、翌年以降の実習では自分のコミュニケーション能力も見直し(それでも課題はあったが)、
グループに馴染みつつ指導者とも上手いことやりながら、実習を進めていった。
ともかく、その時の実習での反省点は非常に多い。
グループの輪に積極的に入ること、
指導者に対して言い訳はしないこと、
記録は上手い人のものを参考にすること。
実習において「どうにかやり過ごす」ことを目的とする時間を、第一に置かないこと。
実習に参加している時間は、「自分が一番良い成績を残すぜ」くらいのモチベーションはどこかにあったほうが良い。
「実習を終わらせること」を第一にしてしまうと、結果的にそっちに意識がいきすぎて能力が向上せず自分がいづらい環境を作ってしまうし、何より実習期間の長さに合っていない目標設定。
出来るだけプラスのモチベーションを作り、それに基づいて行動できれば、朝起きるのもそれほど億劫ではなくなる。
なにより、グループで話せる人を作るのが本当に大事。
グループのメンバー、グループの雰囲気でかなり実習の難易度が変わってくる。
性格的に難の少ないメンバーで固まってくれると本当にやりやすい。
ただ、例えどんなメンバーでも挨拶とリアクションは積極的にすべき。
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