【今さら感想】「ドキュメンタル シーズン7」を視聴して

お笑い

みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「今さらドキュメンタルを見て」というタイトルのもと、
ドキュメンタルの各シーズンを追った感想を掲載していきたいと思います。

ドキュメンタル シーズン7

というわけでシーズン7。
今回の参加者は、

宮迫博之(雨上がり決死隊)
ハリウッドザコシショウ
たむらけんじ
小籔一豊
後藤輝基(フットボールアワー)
加藤歩(ザブングル)
ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)
ノブ(千鳥)
みちお(トム・ブラウン)
せいや(霜降り明星)

という10名。
メンバーを見ての感想は、かなりドキュメンタルの傾向を掴んだメンバーになってきたなぁと。
もう私みたいな素人でもそれぞれの役割が明確で、面白いことが保証されているようなものなので
本当に楽しみです。
今回特にドキュメンタル向けかなと思われる芸人さんは3名、
ハリウッドザコシショウさんとザブングル加藤さんとトムブラウンのみちおさんですね。
ザコシショウさんはまあ嫌でも終盤まで残るのでは。手数も威力も段違い、狙われた芸人さんからすると本当にキツすぎる相手だと思います。
優勝者が再度出場するのも良いですね。くっきーさんやザコシショウさんは封印しておくにはもったいない人物なので。

続いてザブングルの加藤さん。
こういうとにかく前に出て、芸人が共通して持っている方程式とは異なる角度で攻めるタイプは本当にドキュメンタル強いと思います。
ただザコシショウさんと違い単騎でどうにかするというよりは、他の芸人さんを巻き込んでの裏笑い的なやり方になるでしょうか。
すべり笑いが起きない向上委員会で真っ向から戦える数少ない芸人さんなので、ドキュメンタルでも優勝候補筆頭にあがってくると思います。

そしてトムブラウンのみちおさん。
この人もM-1以降の各バラエティで立ち回りを見ますが、やっぱりめちゃくちゃするんですよね。
発想がバイオレンス気味でブレーキをかけないため、男性芸人からするとかなり嫌な相手なのでは。
前に出る回数自体はそこまで高くはないと思うので、前者2人と比べると手数で落ちるのかなと。

優勝候補を3名あげましたが、まあ優勝はさておき本当に面白いメンバーだなぁと。
この10名を同じ部屋に閉じ込めて面白くならないわけがない、という感じがします。
初登場の小籔さんやせいやさんも良いチョイスですね。ただ2人とも結構ゲラなので勝てない気はします。
はい、ではここからは視聴しての感想となります。

まあザコシショウさんが強いなと。
何を食べたらあんな芸が出来るんだろうと感服します。
即興コントやキャラクター、パワーワードさえも必要なし、
動きと擬音だけであれだけ笑いを取れるのはもう才能としか言いようがありません。
普通見た目だけで笑いを取ろうとする芸人、動きで笑いを取ろうとする芸人さんは、
ドキュメンタルではかなり空回りしてしまう傾向にあるのですが、
ザコシショウさんはその辺りのセンスがずば抜けているので、
それを連発しているだけで周りが笑う笑う。
画面を通してさえこの面白さなので、目の前でやられたらもうなすすべないでしょうね。

また前回使用したサルのおうむ返しを完全に武器として使いましたが、
あのピアノといいせいやさんの時の電話といい、ザコシショウさんの動画といい、ドキュメンタルではかなり「音」による笑いが強いんだなぁというのが印象的。

笑ってはいけないという状況下では、視覚による笑いは目を逸らすなどしてまだ逃げ道はありますが、
音による笑いはいやでも直撃してしまうということも、音が有効な点でしょうね。

ザブングルの加藤さんも想像以上に仕掛けていて驚きました。
あの終わりの見えないコントや、お笑いの法則を無視するネタの切り替え方など、
お笑いの基礎ができている人ほど、かなりそこが厳しかったのでは。
ザコシショウさんがいなければもしかすると…という感じでしたね。また出て欲しい芸人さんです。

まだ優勝だけが価値ではないのがドキュメンタルですね。
特にせいやさんはめちゃくちゃ面白かったです。
モノマネ時の芯を食った感じの、しかしめちゃくちゃな口撃は本当にやばかったです。
後藤さんにやたら当たりが強いところやハチミツ二郎さんを全く知らないというくだりなど、
単純なモノマネで終わらない臨機応変さが良かったですね。

そして、もう他の芸人さんも全員凄いなと。
誰が喋っても面白かったですね。
この場にくっきーさんやジミーさん、フジモンさんあたりを入れれば完成じゃないですか。

はい、ただザコシショウさんがかなり強さを見せているものの、
他の芸人さんもドキュメンタル慣れしてきている感じはありますね。
複数回出場者はノブさんを除いて生き残る時間が長くなってきているので、
ツッコミ型、イジリ型の芸人さんの優勝もあり得る状況になってきているのでは。
実際ザコシショウさんと加藤さん以外はポイントでは横一線だったと思うので、
後はそういった「ドキュメンタル向き」の芸人達をどう潰すか、というのが焦点になってきそうなところ。

はい、ただもう優勝関係なく面白かったです。地味に今回はそこまで強烈な下ネタもありませんでしたしね。
強い下ネタがなくてもドキュメンタルはここまで面白いんだ、という可能性も見せてくれたシーズンだったと思います。
いい番組だなぁ。

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