そろそろいいかな?
弱いものいじめ……
大ィィィー好きッ♡
オレってえらいねェ───”
セト神
影状のスタンドで、影が交わった対象の年齢を若返らせる能力を持つ。
基本的には、幼児にまで相手を若返らせて、子供相応の戦闘力にまで相手を弱体化させることが狙いとなる。
ただし、年老いた人物に対して発動してしまうとむしろ逆効果になってしまうため、能力の発動対象は選ぶ必要がある。
特筆すべきは対スタンド能力の高さ。
例えばスタンド能力に目覚めたのが10歳の人間に対し能力を適用、9歳以下にまで若返らせると、
スタンド能力自体を発現出来なくさせることができる。
12歳まで若返らせた場合は、スタンドは出すことができるものの、12歳相応のスタンドパワーとなる。
以上のように対スタンドという点で大きな強みを持っている。
スタンドの弱体化は本体の若返り以上に影響力が大きい。
スタンドは成長しながらステータスを上げていくものも多く、
それらの積み重ね分を丸ごと無くしてしまうこの能力は強烈。
スタンドそのものを封殺してしまう能力というのは希少であり、
凶悪なスタンド使いに対するメタとしての需要も見込める。
若返り能力を受ければ最後、筋力やスタンド能力、知能や記憶力も幼くなるため、
総合的なパワーの低下は凄まじいものがある。
一方で特殊能力が強烈な分、スタンド自体の基礎的な戦闘力が高くないのが懸念点とも言える。
しかし能力の発動条件も“影が交わればいい”というのは比較的緩い。
例えば何か大きな物を持てばその分影が延長され、影を交えやすくできる。
また、“影を交えると〜”という発動条件は、容易には想像できない部類に入る。
「自分の身体が若返っている!スタンド攻撃か?一体何が発動条件だったんだ!?」と振り返った時に、
おそらく多くの人が最優先で考えるのは「スタンドに触られたのか?」という所だろう。
少なくとも、誰かと影が重なったかどうかを1番に心配する者は中々いないはずだ。
実際、能力発動には直接触る必要がないため相手にバレるリスクも比較的少ない。
この能力を発動する場として理想的なのは、人ごみに紛れることができ、元々影が多く、なおかつ地面に意識が行きにくい場面だろう。
例えば、映画館の座席など。
全員が画面に注目しており、影が多い環境であり、人気の映画であれば人も多く万が一の特定もされづらい。
もちろん、他にも状況の整え方次第ではより安全に能力にハメることも可能だろう。
総じて、他にはない独自の価値を持ったスタンド能力と言える。
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