その時スデに行動は終わっているんだッ!」
ザ・グレイトフル・デッド
老化させる特殊なガスを吐き出すスタンド。
老化込みでも、素の戦闘力自体はそれほど高くはないため基本的にはサポートに特化させるのが良いだろう。
かつ、ガスという性質上密閉された空間でこそ真価を発揮する。
理想の戦術としては、もう1人防御力に秀でるスタンド使いとタッグを組み、自身を守ってもらいながら老化ガスを流し続け、殲滅する…というやり方だろう。
そういう意味では本編のように、コンビで作戦に臨んだのは良い判断と言える。
舞台が密閉された列車というのも良いシチュエーションだったろう。
逆に、噴霧されるガスから簡単に離れられる屋外などでは効果は激減する。
そのため、野外では老化ガスをメインに相手を削っていく…というよりも、
“近づくと老化ガスにやられる”と相手に距離を取らせ、
ペッシのビーチボーイやメローネのベイビィ・フェイス、リゾットのメタリカなどの中・遠距離攻撃で一方的に攻勢を仕掛けるのが良いかもしれない。
なお、本編では体温による老化の進行度で男女の区別をし、トリッシュかどうかを確かめようとしていた。
だが、あれはあくまでトリッシュを特定するためにやっていたことであり、
本来のザ・グレイトフル・デッドは体温に関係なく一律で老化させられる…という説もある。
あるいは、体温以外の基準で老化の進行を早められたりしたかもしれない。
なお、上述した通り「体温の高さで老化の進行が早まる」…というのがこの能力なので、
例えば炎を生み出すスタンド使いが味方にいれば相性は抜群。
相手に向かって適当に炎を放つだけで、たとえ回避されても辺りの気温は上がっていく。
そんな状態で老化ガスを吸えば凄い速さで老化していくことだろう。
逆に氷使いのギアッチョ辺りと組めば、ギアッチョによって味方は老化のリスクがなくなり、
相手も冷気の恩恵にあやかろうと近づいたところでホワイトアルバムを解除、
老化ガスだけを吸わせる…という動きも取れる。
総じて、誰かと組むことで輝くコンボ性の高い能力と言えるだろう。
自分の強みを生かす意味でも、弱点を補ってもらう意味でも、
ペッシにパートナーとしての素質を見出していたのかもしれない。
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