あなたが「鉄塔」の中に………”
アース・ウインド・アンド・ファイヤー
自身の身体を自在に変化させることができる能力という、変身に特化したスタンド(?)。
細かい変身ができない場合もあるが、基本的にあらゆるものに擬態することができる。
相手の目を欺き潜伏したり、そこから奇襲を仕掛けることも可能。
また、道具に変身することで仲間のサポートが可能。
ミキタカ自身の意思で行動したり変形することも出来るため、
本来の用途を発展させた使い方も可能になる。
(例えば絶対に良い目が出るサイコロに変身するなど)
ただし、変身した状態でもダメージなどは受けるため、戦闘面で過信は禁物。
仮に刀に変身して仲間に使ってもらったとして、刀で斬り合いをした場合その衝撃はミキタカに及ぶ。
ダメージを受けたことで変身を維持できなくなる可能性があるため、
変身対象は吟味すべきである。
総じて、この能力単体で戦闘に臨む…というよりは、サポートで真価を発揮する能力といえる。
なお、戦闘面での能力の使い方について触れてきたが、
日常生活では屈指の汎用性を誇る能力。
あらゆる道具を代替できるため、その用途は幅広い。
どちらかというと戦闘以外での活躍機会が多いスタンドだろう。
その人物の思考や傾向が色濃く出やすい能力でもある。
変化能力を何に使うのか、金儲けに使うのか、悪用するのか、日常生活のサポートに使うのか、色々変身しながらただただ遊ぶのも楽しい能力だろう。
ただし変身した状態では、人間と気づかれず不意のダメージを負いかねない点には注意。
例えばボールに変身したことで子供に投げ飛ばされたり、階段や坂を転がって、その際の衝撃を受け続けるなど、
知らずのうちに事故や事件、トラブルの渦中に巻き込まれるリスクもある。
便利な変身能力であるが、「これに変身すれば安全だろう」という物の使用に徹したい。
なお、ミキタカは作中では“自称”宇宙人という立場をとっていた。
この能力もスタンドによるものなのか、それとも宇宙人としての性質なのか、その辺りが曖昧にされている。
いくらでも考えようがあるため、どちらかとは断言できないのがもどかしいようであり、ミステリアスで面白いところでもある。
そしてこのスタンド(?)は、捉えどころのないミキタカ自身の性質を顕現したかのような能力といえる。
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