【週刊少年ジャンプ】「クーロンズ・ボール・パレード」について触れる【なんj?打ち切りにならないために】

感想
※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。
みなさんは週刊少年ジャンプで連載されている「クーロンズ・ボール・パレード」という作品を読んでいますか?

この漫画はサジェストに「なんj」が入ってくるジャンル、つまり野球漫画なわけですが、

私はジャンプの中では割と早い順番でクーロンズに目を通します。
理由は単純、気になるからです!
なんだかんだ応援しているのかもしれません。
がんばれクーロンズ!!!!!!!!!!!

さて今回はそんなクーロンズについて、現状私が良かったと感じるところと、そうではない点を触れていきたいと思います。

クーロンズ

・かなりゆったりとした進行

クーロンズの掲載順位が低い要因として、
最序盤にあった仲間集めエピソード(おもちゃ屋さんとか)あたりのゆるい進行速度がネット上でよく挙げられています。
ゆったりとした進行が決して悪いわけではありませんが、週刊連載という形態で勝負をする以上、
もう少し引きは考えても良かったかもしれません。

最初はモブ的な感じである程度仲間を集めておいて、あとからそれぞれを掘り下げていくのがこの手のスポーツ漫画の王道だと思うので、
一人一人がっつり仲間にしていくというのはある意味ではかなり挑戦的なやり方だったかもしれません。
これがあらかじめ話数や結末を設定できるドラマや映画であればともかく、
一週一週が勝負の週刊連載である以上このやり方は愚直すぎた印象。

・キャラ造形

例えばライバルキャラのビジュアルはもうちょい漫画的なデフォルメを抑えていれば、より魅力的になったのかなぁという感想。
さすがに対象年齢を低く見積もりすぎている感じがしないでもありません。

この作風であればハイキューくらいのキャラデザが読者におけるひとつのデフォルメラインでしょうか。

絵柄をハイキューみたいにしてほしい、というわけではなく、
ただ髪型含めキャラデザに関してはハイキューより突飛にすると読者が受け入れられなくなることもあるかも、という話。

・野球自体の魅力

野球好きからすると「ツッコミどころあるなぁ」という認識かもしれませんが、
野球関連のデータを軸にした進行自体は間違ってないと思いますし、素人向けのハッタリも十分だと思います。

ただ肝心の野球自体の魅力がもう一味ほしい!
私個人のこの漫画の認識は「野球を題材にしたコンサル漫画」なので、
1〜2話につき1コマ、躍動感に溢れた野球描写を見たいところ。

例えばネウロや逃げ若における身体的特徴や気配を漫画的な演出で異様に魅せるコマなど、
「整合性とかは置いといて漫画的な魅力や迫力すげえ!」的なコマ、
セリフ抜きで思わず目を引くページが挟まると、バランスが良かったのかなぁと。
“少年心がくすぐられる、燃える絵”が見たいところ。

もっと言うと主人公の眼鏡くんが苦労して努力してる場面も挟むとより説得力も増すかもしれません。
眼鏡くんの提案から解決までがスムーズな例が非常に多いので、
ここも気になるところ。

個人的にはワートリのオッサムくらい汗水流すアクシデントや挫折に見舞われてほしいし、
だからこそ眼鏡くんの提案する内容は説得力を増すとも思うので。

思考停止で「苦労すれば良い」と言ってるわけではありませんが、このキャラ造形であれば多分苦労した方が映えるキャラだと思うんですよね。

・必要なこと以外の余白

あとストーリー進行の上で「必要なこと」以外に描写を割く場面、つまりストーリー進行に関係ない“無駄”な部分ももうちょい欲しい。
ストーリーやキャラの余裕、というか余白が見たいというか…
仲間になったキャラの「本当にクーロンズに入って良かったのか…?」的な不穏な描写を(回収する予定が無くても良いから)入れておくと、
読者が気にするポイントが増えて楽しいかなぁと。

良くも悪くも「明確な目標に向かって進んで達成」の繰り返しだけの世界観になってしまっているので、
それだとスケール感が狭まって損な気がします。

・主人公バッテリー

あと味方キャラが揃い始めた影響のひとつかもしれませんが、眼鏡くんの相棒であるピッチャーのセリフめちゃめちゃ減ってないか。
たしかにこのピッチャーはクーロンズの中でも正直キャラ的にかなり喋らせ辛そうで、
最近では「今日は天気だーねぇ」等 暇人のTwitterみたいなことしか言わなくなりましたが、
今週に関しては主人公のセリフの吹き出しに何度かピッチャーの顔が隠されてて中々驚きました。
いやまあ剣くんと椿くんは関係性含めて人気なので隠すことはできないという事情があったのかもしれませんが、
にしてもことごとくピッチャーが消滅させられてて、しかも割と違和感がないので驚きました。
このピッチャーここまで影が薄くなっていたのか……

正直キャラの走らせ方を見ると、眼鏡くんと龍堂くんよりも、
椿くんと剣くんを主人公バッテリーにした方が色々ストーリーも回しやすかったのではないか、という想いも大きいです。

・ご都合演出

はい、ここに関しては一貫して見られる描写なのですが、

白凰高校といい黒龍山の他の生徒といい、

まだ黒龍山野球部が正式に試合すらしていない状態であるにも関わらず「黒龍山に注目しすぎ」問題。
「主人公たちが無条件で注目を集めている描写」は気になるところ。
なぜか初対面の人が主人公勢に当たり前のように協力的だったりして、

作中登場する一般人キャラが、人間というよりゲームのNPCに見えてしまう。

「明確な敵キャラ以外は主人公一味を無条件に受け入れる描写」はご都合演出の代表格みたいなものであり、
しかも「最初は否定的だった周囲を実力で黙らせる展開」もやりにくくなるため物語上のカタルシスも生まれないので、
ここはもう少し抑えてほしかったところ。

最後に

掲載順は2回目の巻末になってしまいましたが、ここからの巻き返しを期待したいところです。
頑張れクーロンズ!!!!!!!!!!!!
応援してます!!!!!!

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