【半沢直樹 2020】各登場人物について謎の熱量で振り返る【#半沢ロス】

知って得する知識・雑学

皆さんこんにちはこんばんは雨崎です。
今回は「半沢直樹」について。

半沢直樹 2020

前作と比べるとかなり仰々しい描写や振り切った演技も見られた今回の半沢直樹。
(個人的には前作くらいに落ち着いた掛け合いも、もう少し多めに見たかったですが)
キャラクターについてひとりひとり触れていきます。

半沢直樹

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まず主役の半沢直樹。
今作も正義を押し通していましたが、作中で一番クレイジーなのはこの人でしょうね。
ただ途中大和田から「それぞれの正義」について諭される場面もあり、
自分以外の人間の価値観のためにあえて自分が身代わりとして謝る、という場面も見られました。
そういう意味ではただ正義を突き通すだけではなく、人間らしい成長も見られたキャラだと思います。
最後のシーンの笑みは大和田に対しての「うまく乗せられた」的な意味合いなのか、
それとも他の意味なのか…というのは議論の的になっているところ。

大和田

前作から更にはっちゃけたキャラとなった大和田さん。
個人的に当初は「前シーズンとキャラが少し変わったなぁ」と思っていましたが、
半沢に敗れ、また屈辱の土下座をさせられたこともあり、
緊急生放送で香川さんが言っていたように「ネジが飛んだ」状態がデフォルトになりだした、と解釈して楽しみました。
いや、本当に2〜3本ネジ飛んでないかこの人。

とはいえありがちな「ツンデレの良い人になった」わけでなく、
隙あらば保身、そして半沢に責任転嫁するなど、
この辺りは最後まで貫いてくれて良かったと思います。
「有能だけど人間としては…」というキャラなので。
特に最終話の最後のシーンでも、半沢に対して安易に「良い人」な台詞を吐かなかったのは良かったところ。
おそらく心の底から半沢と大和田は嫌いあってるのでしょうが、
ある種の信頼関係もある、といった状態なのでしょう。
半沢さんが頭取になって、大和田さんが土下座をする第3シーズンを心待ちにしています。

渡真利

あまりにも器用で便利なお助けキャラっぷりと、自分の仕事をしているシーンが全く流されないことから、
一部では半沢にしか見えないフェアリーなのでは、という噂も流れた渡真利。
第一シーズンでの裁量臨店で、機転をきかせて小木曽を征伐するのに助けた辺りから
完全に半沢の一番の救世主ではあるわけですが、
今シーズンでも大いに活躍してくれました。
同期の近藤が海外出張中のため、友情描写が渡真利に集中していたこともあり、
ドラマに安心感を与える存在だったと思います。

花ちゃん

このドラマの清涼剤。
仕事や、仕事場での人間関係における「正義」がフォーカスされがちなこのドラマにおいて、
「いやいや、でも仕事だけが全てじゃないから」と別の価値観を持ち込む役割も果たしています。
前シーズンでも半沢が巻き返すきっかけをことごとく作っていたキャラでしたが、
本作では白井大臣に初心を取り戻させる重要な役割を担いました。
あと、途中半沢の浮気(?)を疑いかける場面がありましたが、そこでこじれることなくさっぱりストーリーが進んでくれたのは嬉しいところ。
半沢直樹を見たい層はそういうのは求めてない、ということを製作側も理解してくれていた配慮だったと思います。

中野渡頭取

前作で登場したキャラの中で、おそらく最も今シーズン出番が増加したキャラクター。
とりあえず土下座は嫌いらしい。いつも「もういい」って言ってるし。

男は背中で語る的な頼もしさがあるキャラでした。
大和田に過去を、半沢に未来を託した、という台詞もあり、中野渡にとってはこの2人は別格の存在なのでしょう。
前作よりも喜怒哀楽が見られる場面が多かったのが印象的。

伊佐山

一番感情を爆発させていた人。
この人と大和田さんが出ていた序盤は本当にいろんな意味でパワーが凄かったところ。
いつ表情筋がぶっ壊れるんだとヒヤヒヤしました。

大和田や三笠よりも若いキャラではあるので、
その辺りが感情の起伏の激しさにも現れているのかな、と思いました。
個人的にはもう少し落ち着いて、かつ仕事をスムーズにこなしている伊佐山さんも見たかったなぁと。

三笠

他のキャラと比べるとそれほど強い印象は受けなかったキャラクター。
もう少しシーンがもらえればもっと重厚な雰囲気を醸し出すことが出来たのかなぁ、と。
作中ではミスをした伊佐山を切りましたが、個人的には伊佐山のミスに関係なく切る算段であったことが発覚するなどして、もっと裏で場をコントロールする狡猾な黒幕感が演出されても良かったかなぁと思いました。

諸田

一部で一番好きだったキャラクター。
一番実際にいそうな子悪党キャラですよね。
なので退場時に専用の謝罪シーンが貰えて個人的には嬉しかったところ。

瀬名

キエーッ!(最終話の字幕)
半沢たちが好きすぎて多少の違法行為なら手を貸しちゃうやり手社長。
一部だけの出番かとてっきり思いましたが、最後まで絡んでくるとは予想外。
キエーッ!(2度目)

紀本常務

この人も落ち着いた演技プランで、中ボス的な悪党として良かったと思います。
半沢も途中まではある程度信頼を置いていた上司であり、
追い詰められるまではきちんと自分の尻尾を隠すことができる、
「出来る敵」として非常に巧みだったと思います。
演技がぶっ壊れることもなく、大和田や伊佐山とは異なる静かな圧力を持った良敵でした。

白井大臣

くたばれえっ!(盆栽破壊)
女性初の総理大臣を目指すあまり、初心を忘れてタスクフォースを強行するものの、
半沢花や頭取たちの話により政治信念を取り戻したキャラクター。
「慇懃無礼な女敵幹部感」の出し方は見事でしたし、
また盆栽破壊シーンは彼女独自の狂気と意志が伝わってきて良かったと思います。
箕部の後ろ盾こそ失ったものの、元々のクリーンなイメージによる人気と、優秀な秘書を抱えていることから、
再起は十分可能でしょう。

笠松

登場からしばらくはあまり台詞がない地味な展開が続きますが、9話と10話でその存在感を示したキャラクター。
白井大臣のことを支持する場面も良いですが、個人的には9話での半沢を追いかけるシーンが良かったです。
これまでの半沢直樹であれば「笠松が部屋に入ったけど半沢たちは間一髪その部屋を出ていて難を逃れた、ひと段落」で場面が転換されていたと思うのですが、
あそこでピンチを終わらせず、
逃げた半沢たちを追いかける展開に繋げることで、
笠松の一矢報いる有能さと不気味さが印象付けられたと思います。
あとは半沢直樹でああいう単純な動きでのピンチは少ないので、その分面白い場面ではありました。

黒崎

今シーズンは特に黒崎ファンが増えたことでしょうね。
視聴者から憎めない敵として愛され、最終的には半沢に感化され政府に逆らった結果退場するシーンは特にグッとくるところはあります。
退場から復活までが早かった印象はありますが、全10話と決して多くはない話数ではあるのであまりスパンを空ける余裕もなく、やむを得ないところはあるでしょうか。
半沢との再会時の「ファイト、マン、マン、よ!」が特にお気に入りの場面です。

乃原弁護士

個人的に今作一番好きだったキャラクター。
内心全員を見下して、横柄な態度を取るキャラというのはわかりますが、
マスコミや国民の前でも同じように恫喝するのは、反感を買って社会的に潰されることを全く気にせず銀行潰しさえ出来れば良いから、ということなのでしょうか。
でも債権放棄をさせてタスクフォースとしての手柄をあげる、という目的もあるので、
名を上げた後も普通に弁護士としても仕事は続けたいだろうしなぁ…
銀行が絡むとついつい我を忘れて恫喝してしまうドジっ子という解釈をしておきます。

紀本、ひいては銀行との因縁を含ませる過去描写が入ったことで、このキャラにも一定の説得力と魅力が宿った感じはあります。
境遇としては半沢と同じなんですよね。
半沢が正義に生きて育った主人公とするなら、乃原は復讐に生きて育った裏主人公といったところでしょうか。
結末がかなりあっさりしていたので、乃原ファン的にはもう少し場面が欲しかったところ。

曽根崎

狡猾に動く小悪党ポジション。
6話でスポットライトがあたり、その小狡さを遺憾なく発揮してくれました。
半沢直樹を牽引する敵としてはかなり王道のキャラ付けだったと思います。

箕部幹事長

老練さと狡猾さを併せ持つ今作のラスボス。
敵である半沢はもちろん、身内である白井や笠松に対してすら疑いの目を向け続けるなど、
個人でみればかなり隙のない人物。
そんな厄介な敵を相手に、半沢の関係者がリレーで繋いで全員の力で箕部を打倒する、という最後は王道の展開でした。

土下座をする最後の見せ場はもう少し色々見たかったなぁというのが個人的な感想。
ラスボスは散り際が一番長く見ていたい人間なので。

最後に

はい、というわけで半沢直樹2020についてさらっと見ていきました。
語りたいところは物凄く多いのですが、
とりあえず本作で新たに作られたテーマ曲は非常に良かったと思います。
特に第3話でコーヒーをこぼした資料を探す際の不気味な感じとマッチしていました。
第3シーズン、もしくはスピンオフ、もしくは映画、
今後の展開にも大いに期待しております。それでは。

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