みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回は先日行われた「女芸人no.1決定戦the W」について。
the W
視聴率が公表され、平均視聴率は11%という結果に。
TV離れがそれなりに進んだ近年では、この手の大会でも視聴率が10%台であればいい方、という意見もあります。
とはいえまだまだ大会としては改善すべき点が多いのが現状。
この大会がここからM-1グランプリ並み、とまでは言いませんがそれに準ずるクラスの大会になるにはどうすべきかを考えたいと思います。
まずthe Wの現時点の良いところを見ていきます。
女性限定である点
はい、もはやこれが無ければこの大会をやる意義は何も無いのですが
まずここは軸となる点のため外せません。
さて、ではこの女性限定という点は大会の盛り上がりにどう関わるのか?
まず同じく盛り上がりに欠けている「ピン芸」限定の大会、R-1についてみてみます。
M-1やキングオブコント等のネタ内容の縛りが課せられる大会と比べると、
R-1の場合は出場者人数自体に制限がかけられる場合の方がネタの自由度が下がるため盛り上がりは欠けてしまいます。
以前にも
「人数を多く使うことができる方がネタの自由度は上がる」、という考察をしました。
※詳しくは「お笑い」カテゴリから記事を挙げているのでそちらを参照してください。
つまりネタの自由度が高い方が色々と出来ることが増え、面白いこともやりやすくなる、というわけですね。
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性別によりネタの自由度は狭まるのか
さて、ではW-1の場合はネタの自由度は狭められているのか?
これを性別を逆にして、男性限定の大会と仮定します。
この場合実は既存の大会と比較しても格段にエントリー範囲が広がるんですよね。
漫才だろうがコントだろうがピン芸だろうが、男性オンリーであれば誰でもエントリー出来るわけですから。
男性芸人からすれば何の制限も無いのも同然、非常にやりやすい環境です。
事実上、男女コンビを除いた現役芸人のほとんどがエントリー出来ることになるため、
かなりバラエティ豊かなものになるでしょう。必然的にそれだけ決勝のレベルも高いものになってくると思います。
この想定に近い番組である「the MANZAI」を思い浮かべていただければ、M-1並みとは言いませんが番組としても盛り上がるものになることが予想できます。
ではなぜ女性芸人に限定したW-1の場合は盛り上がりに欠けているのか?
本来であれば上記のように、女性芸人からすれば何の制限も無く、ネタの自由度も他の大会と比べても非常に高いにも関わらず。
はい、つまり問題は「決勝に進出している女性芸人のネタの質」、ここに尽きると思います。
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