便秘

最終更新:2026年8月20日

便秘は、排便回数が少ない、便が硬い、排便しにくい、残便感があるなどの症状が続く状態である。人によって正常な排便頻度は異なるため、回数だけで判断するものではない。[1]

概要

便秘では、週3回未満の排便、硬く乾いた便、排便時の痛みや強いいきみ、排便後も便が残っている感覚などがみられる。[1]

治療

治療では、原因や重症度に応じて食物繊維水分の調整、身体活動、排便習慣の見直し、必要に応じた下剤などが用いられる。[2]

便秘の原因となる薬剤がある場合は、自己判断で中止せず医療者と相談して調整する。[2]

受診が必要な場合

血便、持続する腹痛嘔吐発熱意図しない体重減少などを伴う場合は、別の病気が隠れている可能性があるため医療評価が必要となる。[1]

関連項目

腸管運動腹痛憩室炎

便秘になりやすい人

便秘は年齢を問わず起こるが、高齢者、妊娠中・出産後の女性、食物繊維摂取が少ない人、便秘を起こしやすい薬やサプリメントを使用している人、機能性消化管疾患などのある人では起こりやすい。[1]

生活調整と薬物療法

食物繊維を増やす、水分を十分にとる、定期的に体を動かす、毎日ほぼ同じ時間に排便を試みるなどが基本となる。必要に応じて短期間の下剤や処方薬が用いられ、骨盤底筋の協調に問題がある場合にはバイオフィードバック療法が選択されることもある。[2]

エビデンス・科学的評価

便秘は症状の組み合わせで捉えられ、生活習慣から薬物療法まで原因に応じた対応が行われる。[1][2]

安全性・注意点

便秘がセルフケアで改善しない場合は、医療者が原因となる薬剤や病態を確認し、必要に応じて処方薬やバイオフィードバックなどを検討する。薬やサプリメントは自己判断で中止せず医療者へ相談する。[2]

参考文献・参考情報

  1. NIDDK: Definition & Facts for Constipation ↩本文
  2. NIDDK: Treatment for Constipation ↩本文

カテゴリ:消化器 / 症状・疾患

タグ:便通 /

知識マップ

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