【遊戯王】ヴィクトリードラゴンについて【なぜ禁止なのか】

OCG
カードの引用:スタジオ・ダイス/集英社/KONAMI

   

   このカードをメインに据えたデッキを使えば勝つにしろ負けるにしろ最長でも2戦しかかかりません。
   要するに相手からするとサイドチェンジする暇が無いわけです。対策しようとする頃にはマッチが終わっていますから。
    そういった対策の難しさもあり、「ヴィクトリードラゴン」はその勢いを増し始めます。

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対策は「デッキ崩し」

   登場当初こそその重すぎる制限から「ファンデッキ向けのネタカード」という認識でしたが、カードプールの増加により評価は一変
しっかりとお膳立てすればマッチキルを狙えるこのカードが徐々にその頭角を現し始めます。
   上述しましたがマッチキルするその能力ゆえに、サイドチェンジによる対策すら出来ない、というのが他のデッキとの大きな違いでしょう。
    サレンダー(降参)も許可制であり、
仮にサレンダーを申告しても対戦相手の認可が無ければそれは通らずゲームが続行されるため、マッチキル効果を回避することは不可能と思われていました
  

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   しかしこうした背景を元に、ついにマッチキルを防ぐ凄まじい方法が考案されました。
   それが「デッキ崩し」。
    自分のデッキを故意に崩してジャッジキルを受ける、
   つまり「降参できないならルール違反して強制的にゲームを終わらせよう」という方法です。
   当然ペナルティとして1敗は喫しますが、
本来ヴィクトリードラゴンの直接攻撃を受けて2敗するはずだったので痛くも痒くもありません。
  「マッチキル」vs「デッキ崩し」というもはやカードゲームの基本ルールからかけ離れた異次元の戦いが繰り広げられていたわけですね。
   
  
   こうしたプレイヤー間の問題もあり、当然ヴィクトリードラゴンは禁止カードに選定
    おそらく二度と帰ってくることはないでしょう。さようならヴィクトリードラゴン。
いかがだったでしょうか。
その異質さが存分に伝わったかなと思います。
ちなみに私もヴィクトリードラゴンは3枚持っていますのでいずれ禁止制限無効ルールで降臨させてやろうとか企んでいます
では今回はこの辺りで記事を締めたいと思います。また次回お会いしましょう、さようなら。

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