皆さんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回はデニスくんについて。
個人的に遊戯王ARC-Vの中で最も好きなキャラクターです。
デニス・マックフィールドについて
エンタメデュエリストとして
まずデニスくんはほかのデュエリストと比べてもエンタメ能力が高い点が挙げられます。
ヒーローショーのようにデュエルを盛り上げたり、時には悪役に変身したり、また時には得意の手品を交えたりとエンタメの幅が非常に広いです。
更にはデュエルの最初から最後まで一貫してエンタメの姿勢を崩しません。
なんせ自分の正体を明かす時や、自らをカード化する時にすらエンタメ調ですからね。
デュエルの一部分にだけエンタメを挟み込んだり、あるいは勝負所になるとエンタメを放棄する他のデュエリストと比較すると、
デニスくんはエンタメデュエリストとしてかなり優秀ではないでしょうか。
そして何より他のデュエリストと違い、「相手のデュエル」を否定することがないんですよね。
相手のキャラやデュエルを認め、その上で自分もエンタメで応える。
「卑怯な戦術を」「こんなのデュエルじゃない」とは言わずに相手の全てを認め、むしろ楽しむ余裕すらありました。
それでも遊勝さんには何故か「見た目だけのエンタメ」と評されてしまいますが、それを言い出したら遊勝さんの息子さんは花火を打ち上げてるだけでは
キャラがブレない
ARC-Vに登場するキャラクターでは珍しくキャラが一切ブレません。この作品においてキャラクターが一貫している、ということはそれだけで魅力があります。
要は彼が取る行動の全てに違和感を感じることがないんですね。
例えば遊戯くんが仲間を平気で蔑ろにするような発言をしておいて、
その数分後に「僕の仲間に手を出さないで!!」とか言ってても
「いやお前が言うな」という感じでしょう。
反対にインセクター羽蛾が「デュエルは正々堂々するもの」とか語り出しても違和感しか感じないはず。
キャラクターの言動がブレるとその魅力が大きく損なわれるわけですね。
ARC-Vではメインキャラクターがどんどんブレてその魅力が減っていったのが見ててしんどかったところです。
「キャラクターが動いて、ストーリーが展開される」のではなく、
「ストーリーを進めるためにキャラクターが喋っている」状態だったかなぁと。
ARC-Vが終盤に入り某ニコニコ動画でのアンケートも大炎上していた中、
デニスくんの回のみが一定の評価を得たのはこれらの背景があったのも大きな要因だったように思います。
デュエルの腕
残念ながら作中でのデニスくんはお世辞にも「強いデュエリスト」ではありませんでした。
権現坂に負け黒咲に負けカイトに負け遊矢にも負けと、
ARC-Vに登場するキャラの中でも屈指の低勝率を誇ります。
その多くは接戦であり、また観客に魅せることを第一目的としたデュエルでしたが
それでももっと勝っていれば、
アカデミア側に回ったデニスくんがもう少し脅威に映ったかなぁと。
遊勝先生いわく「君は負けたことがなかったからな」らしいですが、これもあまり説得力を生まないセリフとなりました。
「見た目だけ」発言といい、遊勝さんがしっかりデニスくんと向き合っていたのかは甚だ疑問ですが、
その辺りが特に掘り下げられることもなく終わってしまったので今ではわかりません。
とまぁ今回はこんな感じで締めます。
それではまた次回お会いしましょう、さようなら。
コメント
デニスはエンタメに徹さなければもっと強かったのでは?と思います。
逆に敵側なのにエンタメを捨てきれず冷徹な仮面とその下の笑顔(笑)の葛藤が最後まで続いていたのが彼の魅力かと逆に都合のいい時だけエンタメエンタメ言ってる遊矢くんは・・・いやこれ以上いうとarc-vの悪口になってしまうので控えときますw
ちなみにarc-vで好きなキャラはデニスとユート、ユーゴ、黒咲です。
たしかにデニスはショーに徹する性格がデュエルの内容に少なからず影響してそうな部分はありましたね。
ユウヤくんももう少し相手を引き立てるような姿勢だったり、あるいはデュエル序盤や負けそうな場面でもエンタメしてくれればもう少し見え方も変わったのでしょうが…