【#M1グランプリ 2020】決勝戦のリアルタイム順位予想&感想&点数審査【#敗者復活戦】

お笑い

M-1グランプリ2020

みなさんこんにちはこんばんは。
はい、いよいよ来ましたM-1グランプリ2020!
今年はコロナコロナで芸人の方々も大変な思いをされたと思いますが、
この時勢を吹き飛ばすようなネタを見せてもらいたいところ。
今年の出場コンビは例年と比べてかなりM-1ファンにとって思い入れの大きい組が多い印象。誰が獲っても泣くやつですね。

さてオープニング、ミルクボーイによる「M-1」をテーマにした漫才からスタート。
オープニングやトロフィー返還に登場するミルクボーイ、
合間のCMに登場するかまいたち、
敗者復活戦に登場したぺこぱ、
それぞれ別の場所で同時間帯にネタをしている、去年の最終決戦組が印象的です。

そして注目はやはり敗者復活組。
今回もやはり精鋭揃い、ちなみに途中経過で勝ち残った3組は既にぺこぱ、インディアンス、ゆにばーすであると判明しています。

そして過去のM-1の振り返り。
本当にM-1をきっかけに多くの人気者がはばたいていったのだなぁと感慨深いところ。
ギラギラ感が強かった黎明期、大会の認知度が上がりM-1用の漫才が構築され始めた大会中期、そして復活してからさらに進化を遂げる復活後のM-1。
M-1と共に育ってきたので余計に思い入れが…。

M-1グランプリ2019を生で見た時の衝撃とワクワクは凄かったです。
その中でもやはりミルクボーイは王者にふさわしい圧巻の出来だったなぁと。
史上最高得点の681点が生まれるだけの面白さだったと思います。

そしてVTRで漫才師たちが次々とマスク(コロナの象徴)を外すシーンは痺れますね。これはえぐい。

そして年齢差が24歳ということにも触れられました。改めて聞くと凄いですよね。
中々この年齢差が決勝で成立するジャンルもないと思います。

審査員登場

さあそして半ば固定となってきたこの審査員のメンバー。
色々な意味でバランスが良いのかもしれません。特に注目を集めるのは上沼さん、松本さんでしょうか。
松本さんの屈託のない笑みはどこで誰に対して生まれるのか、
上沼さんの愛のムチはどこで飛び出るのか。

そして塙さんの「今年調子悪い」は面白い飛び出し方をしましたね。
審査員同士の掛け合いだけ見ていても楽しいのがM1の強みだと思います。

笑みくじも発表され、ドキドキがより一段と強くなってきました。緊張感が凄い…()
いよいよファーストラウンドが開始、果たして誰がどんなネタをしどれほどの爆発を起こすのか。
2019年を超える、全組大爆発を期待します!

ファーストラウンド

さあそしてまさかの1組目は敗者復活組。
これは史上初の展開、ただめちゃくちゃ面白いですね。
果たして3組の中で誰が敗者復活組に選ばれるのか!?
…ドキドキするなぁこれ…手汗が凄い。
そして選ばれたのはインディアンス!
これはトップバッターに向いている組が選ばれたかもしれません。
あとはネタをやり切れるかどうか。

本当にトップバッター向きだと思うので、得点次第、ウケの取り方次第では、一番手としては久々の最終決戦進出もあり得るかもしれません。
…この待ち時間も緊張するなぁ…!

1組目:インディアンス「ヤンキー」

個人的な点数:88点
審査員の点数:625点

序盤きむさんの滑舌が怪しいところから少しリズムが崩れたでしょうか(緊張か、寒さによるものなのかは分かりませんが)。
「声高い、背低い」あたりの爆発力の高いくだりを瞬発的に出すことができるのはこのコンビの強みだなぁと。

去年よりもやりやすい出番順だったのでは。
トップバッターとしても比較的高めな点数を出すことが出来たのは。
「去年と比べてかなり自然に、楽しんでいる感じがした」というのは視聴者も審査員の方も共通している想いだと思います。




2組目:東京ホテイソン「謎解き」

個人的な点数:90点
審査員の点数:617点

ツッコミのフレーズの強さが本当に武器ですね。毎回外さないネタの洗練され具合、爆発力。
フリの長さや、中盤以降がやや落ち着いた点は2016年の「さらば青春の光」と重なる点。
そこがもったいなかったなぁと見るべきか、
ネタの前半の走り出し方が凄まじかった、という言うべきか。

ただ二番手としては凄まじいウケ量、これは良かったと思います。

3組目:ニューヨーク「面白い話」

個人的な点数:93点
審査員の点数:642点

このご時世を逆手に取ったネタの展開が非常に面白い話。
この手のラインをいじらせたらニューヨークはピカイチですね。
審査員からの「歌ネタなんか合ってない」「全然面白くなかった」という、プロレス的な指摘をされたのも良かったところ。

序盤少し噛みかけたり、若干言葉が前後した箇所、ややネタが走った箇所があったため危ういと思いましたが、
落ち着いた評価をもらえて一安心。

ただここからインフレしていくと、最終決戦に行けるかどうかはわからないラインなので(特に昨年と比較すると)、
ニューヨークとしてはまだ安心できないところかもしれません。

4組目:見取り図「マネージャー」

個人的な点数:94点
審査員の点数:648点

さあそしてここで登場したのが今年の本命、見取り図。
ネタ途中、がっつり噛んだ箇所はヒヤリとしましたが、途中から盛り返して良かったと思います。

ワードの破壊力は見事、展開も去年より磨かれており、伏線回収も素晴らしい出来でした。
本命と呼ばれるに相応しい出来だったと思います。
そして3回目にして、上沼さんに「ファンになる」と言われる出来。
平場でも特にそのキャラクターを印象付けました。

5組目:おいでやすこが「カラオケ」

個人的な点数:96点
審査員の点数:658点

こういう接戦の空気の中ではツッコミの強さが本当に良いですね。
もう喋って動いてるだけで面白い領域に達しているなぁ。とにかくシンプルイズベスト、
めちゃくちゃハマったと思います。あー笑った。

そして審査員さんの点数!
これは凄い…さすがの爆発力でした。
おいでやす小田さんのこのブチギレツッコミはバラエティでもハマるだろうなぁ…。

6組目:マヂカルラブリー「高級フレンチ」

個人的な点数:94点
審査員の点数:649点

いやぁ、もう最高の掴み過ぎるでしょう。
これだけで面白い。

そして何度もリアクションが抜かれる上沼さん、背景のストーリーもふくめて本当に楽しかったです。

7組目:オズワルド「改名」

個人的な点数:92点
審査員の点数:642点

NEO東京スタイルというキャッチコピー通り、穏やかな語り口から激しい展開という強弱のコントロールが良かったです。
順位は惜しくも4位。
去年よりもさらにM-1向けにカスタマイズされたネタでしたが、
順番の妙もあり評価はやや伸びきらず(それでも凄い得点なのですが)。

8組目:アキナ「地元の友達」

個人的な点数:86点
審査員の点数:622点

比較的賑やかなネタが怒涛のように並んでいた後であり、
ちょっと会場や視聴者側も少し落ち着いた空気になっていた時間だったので、
そこは影響があったかもしれません。
本当に上手いのは上手いんですけどね。

9組目:錦鯉「パチンコ」

個人的な点数:95点
審査員の点数:643点

本当にこのコンビの強さである馬鹿馬鹿しさが存分に発揮されたと思います。この圧倒的な爆発力ですよね。
ネタはじめから終わりまで、ここまで満遍なくウケたのは本当に凄いです。

ネタ終わりの上戸彩さんの「だんだんパチンコの台に見えてきました」というコメントも面白かったです。
ただ思ったより点数が伸びきらなかったな、という印象。

10組目:ウエストランド「マッチングアプリ」

個人的な点数:89点
審査員の点数:622点

「ウエストランド」の詰め合わせ、的な印象を感じる一本。
敗退してもウエストランドのキャラクターを世間に伝えることができたのではないでしょうか。
松本さんがおっしゃるようにもっと刺し数が欲しかったのと、塙さんがおっしゃるように自虐以外の山場が欲しかった、というのは的確なコメントだったと思います。




ここまでの個人的な点数

96点:おいでやすこが
95点:錦鯉
94点:マヂカルラブリー、見取り図
93点:ニューヨーク
92点:オズワルド
91点:
90点:東京ホテイソン
89点:ウエストランド
88点:インディアンス
87点:
86点:アキナ

はい、今年はとにかく「想いの強さ」を感じるコンビが多いです。
偉そうに点数をつけたりあーだこーだ言ってますが、
正直全組優勝してほしいくらい、笑いました。
その中でも特に、ずば抜けた武器を見せつけた3組が勝ち上がったかなと思います。
見取り図は安定感と熟練度をもって初の最終決戦進出、
マヂカルラブリーは最下位から一気に2位、
おいでやすこがはピン芸人として偉業となる一位通過を果たしました。
誰が勝っても歴史に残るこの戦い、果たしてどうなるでしょうか。

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