【遊戯王 #SEVENS】第21話「麺との遭遇」感想:本当に宇宙回だった【ラッシュデュエル】

ゲーム
※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

みなさんこんにちはこんばんは。
はい、今回はセブンスについて。
感想記事となります。
アークファイブを最後に遊戯王アニメからは一旦離れていた私ですが、久々に遊戯王セブンスを見ると「面白いやん!」となり視聴継続。
某動画配信サービスに公式から投稿されている動画を追いかけながら見るようになりました。
一応ブレインズ以外は全作視聴しているのですが、
今作はかなり作品としてのバランスが取れていますね。
対象年齢を下に広げている感じはあるのですが、かといって大人が見ても楽しめるつくり、センスのある内容になっているなぁと驚かされました。
子供向けだからといって子供騙しにしているわけではない、クオリティには拘っている感じがあります。
また各登場人物やストーリーの軸もブレず、またデュエルも1話のうちにきっちり決着をつけてくれるため、
見ていてストレスなく楽しめるのもポイント。
別記事で散々アークファイブについて語っておりますが、
アークファイブに後半求めていたものを既に毎話のように見せてくれる為、
とても楽しんで見ることができます。
製作側の価値観の押し付けや、キャラクターの言動が脚本ありきの舞台装置になってしまったりといった悲しい出来事も今回は起きないようで一安心。

麺との遭遇

さて記念すべき今回の話「麺との遭遇」ですが…もう正直この話の感想はどう書けばわからんとです。
前話のトシオちゃんと足立ミミの回であれば、「キャラクターの思考が丁寧」だとか「多様な価値観を大切にするキャラばかりで、善悪や勝敗だけが全てではない世界観に好感がもてる」とか色々と書きようがあったのですが…。
「自分にとっての夢はまだ見つからないけど、その夢を見つけることが今の夢なんだ」というのは感心した着地点でもありました。

さて一方今回ですが、本当に内容が宇宙でした。
ラーメン忍者がダイレクトアタックを受けたときに入った謎のスペース描写を見たときは、
センター試験を受けた時よりも頭を使いました。
なんなんだあのキマった描写は…。

宇宙かデュエルか、という問いに対して遊我が迷わず宇宙を選ぶ、と即答したのは今作を象徴するシーンでしたね。
遊我くんは落ち着いていて小気味が良くて、色々な価値観を認めてくれる人物なので、
視聴者からしても寄り添いやすいキャラ造形だと思います。

ストーリーは本当に見ていて「あれ?オレいつのまにカブトボーグつけてたかな」と思うくらい、キマっていました。

今劇場で公開されている「テネット」がやや難解な内容なのですが、

アレを見た時と同じ気持ちになりました。

ポップコーン片手にもう何回か見たいです。ラーメンと宇宙をテーマにデュエルはつよすぎる。

個人的にはラーメン忍者の、ラーメン愛以外の部分でのキャラクター性を深堀りする場面をもうちょっと見たくなる内容でした。

さてサブキャラが本編に復帰するのが非常に早く、かつがっつり出番をもらって自分の行く道を決めていく、という流れになるのでしょうかね。

「まあ、とはいえイカサマをしていたあのウォッシュデュエルの人が自分のロードを見つける展開はこないだろう」と思っていたら

次回はウォッシュデュエルの使い手がまさかの再登場。
おそらく彼が今のところ本作で一番卑劣なシーンを見せたキャラであり、同時に人気も控えめなキャラだとは思うのですが、
セブンスのことなので、このキャラもデュエルを通じて、
何か新たな立ち位置を見つけるか、ロードを見つけるのかもしれません。
主人公達と進む道が違う相手を無闇に否定しないのが見ていて非常に心地よい作品なので、
ウォッシュデュエルのロードを見出すことに期待したいところ。

あるいは、今後もイカサマを通じて苦戦させては、最終的に主人公たちに吹っ飛ばされる、インセクター羽蛾的なポジションを築き上げる可能性もありますが。

さて本筋からは外れますが、ミミちゃんは今後あの姿で毎話登場することになるんですかね。
もう遊我たちどころか、サブキャラにもその正体が知れ渡ってしまっているので
変装をしているメリットはないのですが、
可愛いので仕方ありませんね。

可愛いは正義。ランバダ。

はい、ではまた次回。

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