みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
「小規模事業者持続化補助金事業」とは
まずは「小規模事業者持続化補助金事業」とは一体何なのか、と言う点について説明しておきたいと思います。
小規模事業者とは、常時使用する従業員数が20人(商業・サービス業の場合は5人)以下の商工業者を指します。
そしてこの小規模事業者が自らの事業の持続的な発展に向けての経営計画を作成し申し込むことで、
経費の一部(50万円迄)を補助する、というものです。
※なお、これは商工会議所地区の事務局である日本商工会議所による取り組みであり、
商工会地区で事業を営んでいる小規模事業者については、事務局が確定後に別途公募手続きを開始します。
対象者と補助内容
では「小規模事業者持続化補助金事業」についての具体的な条件や補助内容を見ていきましょう。
対象者
商工会議所地区で事業を既に営んでいる小規模事業者が対象となります。
補助率
補助対象経費の3分の2以内と定められています。
補助上限
原則として50万円迄の補助となります。
商工会議所の公募要領、書式に関してはこちらからどうぞ。
実際の流れ
さて、では実際にどういった項目に記入していくのかを見ていきます。
こちらが実際の申請書の一部。
私の場合は公募要領のPDFにして7枚程に記載し提出することになっています。
では書き方の流れを見ていきましょう。
経営計画書
まずは法人の名称や売上総利益、その住所や代表者の氏名と連絡先を記入します。
続いてはこちらのページ。
該当項目にチェックを入れます。
企業概要
さてここからが本番。
企業概要を記入していくことになります。
PDF上は1枚にまとめられていますが、私の場合は6枚に及びました。
記入の際に意識しておきたいのは
- 抽象的な表現は極力控え、実際のデータを利用するなど具体的に
- 専門用語は別の言葉に変換したり、説明を付けたりなどわかりやすく
- 自分の行う事業がいかに素晴らしいものであるかをアピールする
以上3点。
内容が抽象的または専門的表現が多用されていたり、
根拠を明示していない場合等は商工会議所にて相当数の訂正を受けるものと考えられます。
より具体的により客観的に、かつ初見の方でもわかりやすい文章を心がけましょう。
特に「顧客ニーズと市場の動向」はなぜニーズがあるのかをしっかりと記入します。
実際の商品やサービス内容の写真を挿入したり、
売り上げ表や売り上げ目標計画を表として作り期間ごとに区切ることでよりお金の流れを明確にしても良いでしょう。
また「自社や自社の提供する商品・サービスの強み」に関しては自己アピールの場とお考えください。
自身の携わる事業がどれだけ類似事業よりも優れているか、あるいはどれだけ希少であるか、多くの人間のためになるか、利益を生み出していくものであるか、
これらを積極的に自画自賛していきましょう。
※ただし誇張が行き過ぎないようにしましょう。
補助事業計画書
さてここでは具体的にどういった取組に補助を受けたいかや、補助対象経費を記入していきます。
どういった取組を行うのか、その取組をなぜ行うのか等を具体的に記入していくことになります。
例えば「看板を設置する」という場合は
なぜその看板が必要であるか、どのような看板なのか、どこに建てるのかを記入する必要があります。
実施スケジュールを表にして挿入するのも良いでしょう。
資金調達方法を記入して私の場合は終わり。
お疲れ様でした。
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