学校に侵入してきた危険人物を撃退する妄想
学校に侵入してきた危険人物を撃退する妄想に浸ったことがある…という人は少なくないようです。
学校に侵入した危険人物を撃退し、クラスのみんなに一目置かれ、スクールカーストも大きく上昇…という妄想。
今回はどうして多くの学生がこのような妄想に辿り着くのか、考えていきたいと思います。
なお、そういった状況は本来極めて危険です。
しかし、このような妄想内で登場する“学校に侵入してくる危険人物”は極度にデフォルメされた悪役として扱われる傾向にあり、
学生が太刀打ちしようと思えば出来る程度の能力に抑えられる傾向にあるようです。
では考えていきます。
どういった状態の時、人はこの妄想をする傾向にあるのか?
「学校生活に不安や不満を抱いている状況の時、こういった妄想をする傾向にある」という考察がされてします。
クラスでの人間関係が固定化し、もはや学校内の出来事だけでは自分の評価が劇的に変わることは臨めないため、
「学校に侵入してくる危険人物」という外部要素が乱入し、それを撃退することで、
自分の立場に変化をもたらしたいのではないか、というもの。
あるいは、継続的な努力をするのが苦しい時にこうした妄想に辿り着くのでは、という声もあがっています。
継続的な努力をするのが苦しいからこそ、地道な努力が身を結ぶという方向性の妄想よりも、
“危険人物を倒すことで、自分の評価が一発で大きく変わる”という妄想をするのではないか、という考察もあります。
また現代日本では、“学校に危険人物が侵入して占拠する”という状況になることは極めて稀であり、特殊なシチュエーションと言えます。
故に、「日常生活はしんどいけれど、自分の才能が目覚めるのは特殊な状況下なんだ」というように、非日常に希望を見出したい深層心理の表れではないか、とする声もあります。
まとめ
まとめると、
・学校生活に不安・不満を抱いている(スクールカーストが低い等)
・しかし、自力での解決は難しい(人間関係が固定化し、自分の評価が劇的に変わることは考えにくい)
・ならば、学校外から危険人物が乱入してきて、それを自分が撃退することで評価が変わるのではないか(“これまでの積み重ね”に関係なく、その日の出来事だけで自分の評価や立ち位置が変化する)
上記のような思考は多かれ少なかれ、さまざまな人が持ち合わせているものだと思います。
「上記のような思考をしているから、そういった妄想をするようになる」というわけではなく、
逆に「そういった妄想をしている人は、上記のような思考をしている」というわけでもありません。
あくまで傾向についての分析であり、当てはまらない人は当然たくさんいると思います。
妄想は他にも
“妄想”というテーマ繋がりで、他にも下記のように様々な妄想をしたことがある、と話す人は多いです。
・勉強でトップクラスの成績を残す妄想
・お笑いの賞レースで結果を出す妄想
・オリジナルのトレーディングカードや効果を考える妄想
・漫画やアニメの1キャラクターとして活躍する妄想
アニメのOPに自分が登場する妄想や、プロスポーツでトップクラスの成績を残して活躍する妄想、
色々な漫画のキャラクターがミックスされたストーリーを脳内で作り上げる妄想などもしたことがある人はいるようです。
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