グラードン vs カイオーガ
グラードンvsカイオーガの戦い、グラードンがあまりにも不利すぎる。
画像をよく見てほしい。
グラードンがいるところだけ大地が隆起しており、他の範囲は全て海である。
そもそもの舞台が海上なため、こういう絵面になるのはやむを得ないところはあるのだが、
いくらなんでもカイオーガ有利過ぎる。
せめて画面の左半分は全部陸地にしても良いくらいのバランスである。
もしレックウザが現れなければ、グラードンは海上に完全に孤立したまま、じわじわと海の範囲を広げられていたことだろう。
グラードン(地面)とカイオーガ(水)の戦いは相性的にも、カイオーガの方に軍配が上がるのは自然な話ではある。
雨状態にすれば基本的にカイオーガが有利。
一方で日照り状態の場合には、グラードンが受ける水技の威力を下げることはできるが、それでも等倍でダメージを受ける。
日照り状態ではグラードンの地面技が強化されるわけでもなく、炎技は強化されるもののカイオーガに対しては半減、恩恵を受けるのは不一致ソーラービームくらいである。
雨状態ならカイオーガ側が有利、
晴れ状態でもそこそこ互角…という展開になる。
(後の時代ではゲンシカイキが実装され、相性関係を逆転できるチャンスを作れるようにはなったが)
ちなみに、「カイオーガがいるところだけ深くて、周りの海はグラードンの影響で全部浅瀬になっている」という考え方も出来る。
そうなるとカイオーガは所定の位置から一歩も移動できないほど追い詰められていることになる……
…が、
“海の色”的に波乗りをしないと人間が移動できない水深であると考えたほうが自然だろう。そこそこの水深がある海の色だ。
つまり、カイオーガが動けないほど周りが浅瀬になっている…というわけではない。やはり追い詰められているのはグラードンである。
せめてグラードンのいる周りだけでも、浅瀬くらいの水深の色にしてあげても良かった気はするが…。
なお
ちなみに、実際は「ポケモンの舞台である星は天変地異によって形成された」「二匹の戦いは古代人の創作」というのが史実らしい。
で…ではこの戦いは…!?
実際はグラードンとカイオーガは戦っているのではなく、同窓会気分で会いにきただけなのかもしれない。
人間側が勝手にいろいろと騒いでいるだけで。
そういうことなら、グラードンが意地を張って陸地を増やそうとしないのにも合点がいく。
別に戦いにきたわけではないということだ。
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