皆さんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回はデュエルリンクスについて。
「行けおジャマども!!」
はい、今回も前回同様スターブラストを組み込んだデッキとなっています。
今回は前回よりもさらにコンボ要素が強くなった構築となっています。
安定して回すためのデッキ、というよりは地雷としての側面が強め。
後は一応、今回の「バレットネオス召喚獣+スターブラスト」軸は、私が1からアイデアを出して構築したデッキとなっています。
もちろん思いついた方もおられるかもしれませんが、TwitterやYouTube等で検索をかけた時点ではこの構築を煮詰めていた方は見かけられなかったので、
とりあえず「こういうスターブラスト軸もあるぞ」という紹介がてらこの記事を作成。
まず「行けおジャマ!!」は相手の場をおジャマトークンで埋め尽くしてしまう強力なスキルです。
しかしその発動条件は自分のライフが500以下にならないと使えない、という厳しいもの。
これをスターブラストで条件を整え、先行でいきなり相手の場を埋め尽くしてしまおう、というのが
基本的な「スターブラスト軸行けおジャマ!」ではないかと思います。
しかしスターブラストに比重を置いたデッキの難点として、そのコンボ性の高さが挙げられます。
先行でスターブラストを引いたはいいけど、レベル8以上のモンスターが一緒に引けていない…
これでは完全にスターブラストは腐り、デッキコンセプトは瓦解。
相手の場をおジャマトークンで埋め尽くすことができないばかりか、
自分のスターブラストがおジャマになってしまうという本末転倒な結果になってしまいます。
さらにスターブラストで悪用されるスキルの類例として「パズルの封印」というものが挙げられます。
こちらも往復1ターンの間、効果モンスターの挙動を完全に封印してしまうという凄まじいスキルですが、
あちらは発動条件がライフ1000以下、と比較的緩めです。
しかしその500の差が大きく、
パズルの封印を発動させるには、ライフを3000ロスさせる、つまりスターブラストでレベルを6下げるだけで良いためサーチやリクルートが容易なブラマジデッキに組み込むことができるのです。
一方の「行けおジャマ」を発動するためにはライフを3500ロスするため、スターブラストでレベルを7下げる必要があります。これでは元々のレベルが7のブラマジはレベルを下げきれないため、組み込むことはできません。
つまりレベル8以上のモンスターを軸としたデッキでなければ、行けおジャマ軸でのスターブラストは活躍が見込めないわけですね。
じゃあレベル8以上であり、なおかつブラマジ並みにサーチやリクルートが効くカテゴリ群のデッキにスターブラストを組み込めば良いのでは、という発想に至りますが、こちらも難題。
パズルの封印と違い、行けおジャマどもはそれだけでは勝ち筋になり得ません。
狡猾や弩級部隊、その他自壊札などが相手のデッキに搭載されていては戦術が安定しない上に、デッキ枚数次第ではこちらがデッキ切れで負けてしまう可能性もあるわけです。
特に芝刈り等を前提とした30枚デッキは現在そこそこの数を維持しており、デッキ枚数勝負はあまりにも不安定。
また、そういった30枚デッキの類は得てしてカイトロイド等を積んでいるため、こちらが準備を整えて総攻撃を仕掛けても耐えられた挙げ句溜め込まれた手札で逆襲に遭いかねない、という弱点も。
実際、安定してレベル8以上を供給できる堕天使やブルーアイズなどのデッキで、行けおジャマ軸を試してみましたが、やはり安定せず。
つまり相手の場をおジャマで埋めた上で、連続攻撃持ちの貫通モンスターなどを用意してワンキルしなければ、安定しないわけですね。
ん?連続攻撃待ちの貫通モンスター…?
はい、その条件であがるのはやはりプルガトリオ、つまり召喚獣です。
しかし召喚獣デッキは基本的にレベル7以下がそのほとんどを占めています。
召喚獣と併用することの多いネオスやブレイヴネオス、エレメントセイバーなども、いずれもレベル7以下のモンスターばかり。
これではスターブラストで失えるライフはレベル6つ分の最大3000、行けおジャマどもの発動条件を満たすことは…
はい、こいつがいました。
レベル8以上のモンスターを採用しなければ安定して発動できない…という前提を崩すヴォルカニックバレットくん。
このカードのおかげで通常のレベル8軸以上に安定して、「いけおジャマども」の発動条件を満たすことができる上、
さらにプルガトリオの存在でスキルとのシナジーも抜群。
スターブラスト以外は普通のバレット召喚獣なので、
環境デッキ相手にも最低限やりあうことができます。
というわけで今回のデッキレシピへ。
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