スタンドは天空の神「ホルス」の暗示”
ホルス神
大気中の水分を凍結させ、氷を生み出し操るスタンド。
巨大な氷塊を生成し圧殺したり、氷を地面に這わせて対象を凍らせたりと、
とにかく“氷”を自在に操ることができる。
様々な属性攻撃が描かれてきたジョジョではあるが、氷結能力に関しては欠損や行動制限など、かなり痛々しい被害を伴うことが多い。
ホルス神に関してもその例に漏れず、氷塊による物量作戦や、相手を直接凍らせることで身体機能を停止させるといった、
氷ならではの厄介な攻撃が可能。
特に短時間で氷塊を生み出すパワーは特筆すべきで、
次々に氷塊をぶち込み相手を圧死させる戦法を得意とする。
ただし、上空から氷硬をぶち込むという戦法が取れたのは、ホルス神の使い手が鳥だったから…というところは大きい。
仮に人間がこのスタンドを操っていた場合、氷塊を生み出しぶつけることはできても、平面上の攻撃に過ぎず、攻撃範囲は劣っていたはずである。
というより、ホルス神というスタンド×鳥のスタンド使いという相性が非常に良好だった。
防御面では心許ないホルス神だが、それを飛行能力による回避で補えたり、
上述した通り上空から攻撃を行えるため攻撃範囲を広げることもできた。
ペットショップ以外の者がホルス神を宿した場合、例えば人間がホルス神を宿した場合はどのような戦闘の立ち回りをするのかが気になるスタンドである。イギーの“愚者”の氷バージョンのような戦闘形態になるだろうか。
ちなみに、ホルス神と類似する能力としてホワイトアルバムが挙げられる。
どちらも氷に関する能力だが、
ホワイトアルバムが“冷やす”ことで結果的に氷が生まれるのに対し、
ホルス神は氷をぶつけるなどして、物理的な攻撃手段として氷を用いる場合が多い。
つまり“冷やす”ことと“氷を操る”という目的の違いがある。
また、ホワイトアルバムに関してはスーツ型のスタンドであり、
ホルス神の場合は翼竜型のスタンドビジョンが現れる。
氷属性という大まかな括りでは共通しているが、実際のところ特性は微妙に異なる。
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