【M-1グランプリ】『面白い』の種類:「面白くなかった」と「合わなかった」を混同していないか【面白かった/つまらなかった】

お笑い

みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。
今回はお笑いに関して、「面白くない」「合わない」について。

「面白くない」

はい、お笑い番組などを見ていて芸人に対して視聴者からあがるこの意見。
私は特にM-1グランプリが好きなので、視聴者の方の反応も眺めるのですが、人によって好みは千差万別。
優勝コンビは面白くない、最下位のコンビの方が面白かった、などの意見があがることさえあります。

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ただこういった意見を見る中で個人的に気になるのが「面白くなかった」と「面白がれなかった」を混同していないか、という点。
個人的には、少なくとも新M-1において、本当につまらないコンビはいなかったと思います。
視聴者の好みやその場の空気とどれだけマッチしているかによって意見が分かれているだけであり、
決勝戦にまで上がって来ている時点で各コンビはそれぞれ自分のターゲット層を笑わせる力は十分すぎるほど備わっています。

例えば私が小学生向けのギャグ漫画を見て「何だこの漫画!全然面白くないな!子供しか笑わないだろ!」と批判しだしても周りは
「いやそりゃそうだろ」としか思わないだけで。
漫才師のネタには「〜向け」というようなレッテルは貼られていないため、
漫才の場合は見る前にはどの層に向けてのネタなのかを把握することはしづらいですが、
それでも見た後に出てくる感想としては「面白くなかった」「つまらないコンビ」という言葉よりも、
「面白がれなかった」「このネタは自分には合わなかった」という方が適切でありなおかつ芸人さんにも優しいかなと。

つまらないネタはある

ただ「つまらない」という評価はM-1グランプリの決勝レベルに対して向けるべき評価ではない、というだけで、
面白さの中でも優劣はあって、M-1の予選やネタ番組、ライブなどにつまらないネタが存在するのも事実です。

例えば同じ小学生向けのギャグ漫画でも、明らかにネタの見せ方が弱かったり雑だったり、ありふれたものだったり、そもそも基本的な作画や台詞回しの技術が洗練されていなかったりしますよね。

他にも身近なモノで例えると、料理なんかわかりやすいところでしょうか。
「自分の好み的に合わない料理」と「作り手や材料の問題で美味しくない料理」の違い。

ただ前者の場合、その料理がいくら自分に合わないものだとしても、それを作った料理人や料理そのものを批判することはありませんよね。
なぜならこの件の場合、問題は料理のクオリティではなく自分の好みであることがわかっているから。
「美味しいんだろうけど自分は好きじゃないんだよなぁこれ」で済む話。

要するに、個人の好みうんぬんの前に、明らかに素人が見てもスキルや完成度、方向性に問題がある場合がこれに該当します。

漫才に関しても、M-1グランプリの決勝レベルの中に、例えば結成したばかりのコンビや、ネタのブラッシュアップ不足のコンビが紛れていると、
相対的にそのコンビはつまらない、面白くないと感じる人はいるかと思います。

また決勝レベルに関しても、実際全てが洗練されきったネタというのは少なく、
面白がれたかどうかというのは個人によって変わってきますが、

ただ「本当につまらない」「プロの芸人としてクオリティが伴っていない」ケースと、「自分に合わない」ケースを視聴者側も混同してしまう評価の仕方にも敬意を欠いているなどいささか問題もあるのかな、とは思います。

はい、というわけで今回はここまで。
また次回。

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