【遊戯王 #SEVENS】第22話「封じられた悪魔」感想:洗井、再び【ラッシュデュエル】

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※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「遊戯王sevens」について。

「封じられた悪魔」

はい、久々のウォッシュデュエル回となった今回。
「お前、弱いだろ」のオマージュは中々説得力があって良かったですね。
「実力で勝てないからイカサマをする、
つまりイカサマをするということは戦う前から自分の実力不足・負け犬を認めている」というのは、非常に筋が通っていて綺麗でした。
「イカ様だろうがタコ様だろうがそんなふにゃふにゃしたものに俺は負けない」辺りの言い回しといい、
毎回ルークくんは直情型に見えてお洒落なセリフが多いですね。

デュエルの内容もかなり爽快感があったのはポイント。
そしてデッキ破壊でワンキル出来ずに、潤沢になった手札と墓地を利用され逆にワンキルされるというのは、
OCGでもよく見た光景。
どうでもいいですが、今回登場したサンタクロースの顔極悪すぎません?
めちゃめちゃ怖いな。

さてフィールドのゾーンに制限があるラッシュデュエルではそこまで多くないソリティア描写ですが、
今回はさすがに手札の量もあいまって、
ライフを削り切るレベルまで展開することが出来ていました。
ただラッシュデュエル基準ではかなり回復した方なのかもしれませんが、
「せめて一万は超えないとそらワンキルされるやろ」というのは少しありました。
低火力が多いラッシュでも、ライフ6000台はちょっと過信しすぎた感はありましたね。

相変わらずのチートキャラである洗井でしたが、
二連敗を喫した上に今回はイカサマに手を染める精神性自体に説教をされたので、
少しはメンタルに変化が出てくるかもしれません。

「お前弱いだろ」という発言や、イカサマデュエリストであることを意識的に描かれている点、主人公一味を執拗に敵視しては敗北する点などから、
おそらくはインセクター羽蛾のオマージュ的な立ち位置でいくんでしょうかね洗井は。
ルーク達への復讐を目的に戦いを挑むもそのたびに敗北する、的な。

ただ捨てキャラを作らず、しかも全員好感を抱けるように描写しているsevensであれば、
洗井は、勝てない苦悩やイカサマを見抜かれた屈辱と戦いながらも、最後はまともにデュエルをして、敗北するもルークたちには「これでやっとデュエリストの一歩だな」という感じで認められそうな気もします。

現時点ではおそらく好感度が一番低いのではないか、というキャラクターではありますが、
捨てキャラにするつもりであればルークとの関係性を作るような描写はしないはずなので、まだもう一回は出てくるはず。
というか本作は本当に「他の人を尊重するキャラ」が多いですね。

あれだけイカサマの被害にあったにも関わらずデュエル後「今度はちゃんと自分の道路を見つけろよ」と声かけをしてあげるルークのおかげで、
ルークもキャラが立つし洗井も救われている気はします。

さて次回はいよいよあのキャラクターと対決。
メタ的に見ると負けイベ感が強いですが、sevensのことなので意外と勝ってしまう展開も考えられます。
いい意味で期待を裏切ってくれる展開が多いので、
次回も楽しんで視聴したいところ。
ではまた。

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