みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「緊急事態条項」と「緊急事態宣言」と「非常事態宣言」について。
「緊急事態条項」とは
さて何かと話題の「緊急事態条項」を簡単に説明。
「緊急事態条項」とは、災害に見舞われたり戦争が発生したことで、平常時の統治秩序が保てなくなった場合などに適用される可能性のある憲法の改正案です。
日本は法治国家であるため国を動かす(あるいは変える)ためには、
まずは法律案の作成やそのための会議が行われることで、初めて法律を施行することができます。
しかし上記のような緊急事態に陥った際には、法律を通すために時間をかける余裕がなく、
人命が危険に晒される可能性が高まってしまいます。
したがって政府が平常時の統治秩序が保てないと判断した「緊急事態」に限り、憲法秩序を一時停止することで
政令に法律と同等の効力を持たせ、状況に対応するため必要なルールを政府だけで決めることができるようにするのが、「緊急事態条項」ということになります。
一方で「災害などの緊急事態に対しては、災害対策基本法などの既存の法律で対応ができる、緊急事態条項の必要性が感じられない」との声や、
また「政府に強い権力を与える以上、慎重に議論を行うべき。発動条件を拡大解釈することで容易に発動されかねない」と、
懸念する声も出ています。
続いては「非常事態宣言(緊急事態宣言)」について。
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「非常事態宣言(緊急事態宣言)」とは
暴動や災害、疫病などにより国家が運営の危機に瀕した際、政府が措置(特別法)を発動することです。
措置の具体的な内容としては、法律に優位する政令の発布や警察・軍隊の動員、令状の有無を問わない逮捕権や捜索の実施など。
「緊急事態条項」は憲法の改正案でしたが、「非常事態宣言(緊急事態宣言)」は法律の領域であり、
また非常事態宣言は既に幾度も宣言されていますね。
緊急事態条項と緊急事態宣言は言葉や持つ意味が似ていて混同してしまいそうですが、
この点はハッキリ区別して覚えておきましょう。
ネット上の反応
さて緊急事態宣言や緊急事態条項に関しては、ネット上でも様々な意見が飛び交っています。
最長2年の緊急事態宣言ってヤバすぎない?
ライブとかできんやん、、、
アーティストにとっては、地獄じゃない?
この法改正は、しないべきだとおもう— LD₅₀≦LD₁₀₀ (@myky3834) March 4, 2020
最長2年の緊急事態宣言について、このままでは危ないとか色々言ってる人いるけど、おバカな自分は単純に
『そんな長い間の緊急事態宣言を検討するほどやばいって事なら、なぜ国は最初にもっと危機感を持って対応しなかったんです?今になって騒ぐの遅くない?』
って思ったですよ
— *らいらっく* (@sinjag_ojag) March 4, 2020
最長2年の緊急事態宣言が出せるようになるってはなしだぞ
みんな勘違いするなよ!
— トーフ (@102mentalism) March 4, 2020
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多くの人が誤解をしているようですが、
そもそも今ある「新型インフル特措法」でも緊急事態宣言はできます。
ただ、この法律は『未知のウイルス』に対するものなので、人権制限をし過ぎるんです。
だから、そこまで人権制限をしない新法を作ろうとしています。全く、逆なんです。 https://t.co/GtO0fze7Fk
— いさ進一 (@isashinichi) March 4, 2020
新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言にキレてる人の何人くらいが法律を読んだのか?賛否は当然あるだろうけど、まずは法律を読んでキレような
— にほんしゅ (@nihonsyu_raku) March 4, 2020
急に政治の話w
最長2年の緊急事態宣言は、まだ改正されていない現時点で既に入ってます。
今回の改正はこの新型インフルエンザ等対策特殊措置法にインフルだけじゃなくコロナも突っ込むだけ。
勘違いしてる人多いしメディアも悪い。 pic.twitter.com/yUZVLrYgiA— はやぶさ@セーラ (@psb_hayabusa) March 4, 2020
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