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ビタミンD欠乏症

2026年8月17日 21:07 / 雨崎ハーリィ に保存された版

ビタミンD欠乏症は、骨とミネラル代謝に必要なビタミンDが不足した状態である。小児ではくる病、成人では骨軟化症などの原因となる。[1]

役割と原因

ビタミンDは脂溶性栄養素で、カルシウム、マグネシウム、リンの吸収と骨の形成・維持に関わる。日光曝露の不足、摂取不足、吸収障害、加齢、肥満、一部の薬剤などが欠乏リスクとなる。[1]

評価

血清25-ヒドロキシビタミンDを測定して評価する。20 ng/mL未満を欠乏、20〜30 ng/mLを不足とし、欠乏が判明した場合はカルシウムと副甲状腺ホルモンも評価する。[1]

対応

ビタミンD2またはD3を用い、欠乏の程度と基礎疾患に合わせて補充量を決める。D3は血清25-ヒドロキシビタミンDを上げる作用がD2より高いとされ、治療後は血中濃度を再評価する。[1]

エビデンス・科学的評価

ビタミンD欠乏と骨疾患との関係は確立している一方、がん、心血管疾患、糖尿病、自己免疫疾患、うつとの関連を示す研究結果は一致していない。[1]

安全性・注意点

過剰補充は高カルシウム血症を介して毒性を起こし得る。血清25-ヒドロキシビタミンDが100 ng/mLを超えると毒性リスクがあり、150 ng/mLを超える状態は中毒とされるため、高用量を自己判断で継続しない。[1]