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円錐角膜

2026年8月19日 23:15 / 雨崎ハーリィ に保存された版

円錐角膜は、角膜実質が不規則に薄くなって前方へ突出し、乱視や近視を伴う視力低下を生じる進行性の角膜拡張症である。[1]

症状と特徴

多くは思春期から若年成人期に発症し、左右差を伴いながら両眼に進行する。眼鏡で十分に矯正できない不正乱視、近視、像のゆがみ、まぶしさなどが生じ、進行すると角膜瘢痕や急性角膜水腫を伴うことがある。[1]

リスクと診断

家族歴や一部の全身疾患に加え、持続的な眼こすりが発症・進行に関与する可能性がある。早期診断には角膜トポグラフィ、角膜トモグラフィ、角膜厚測定などが重要で、前面・後面の形状や局所的な菲薄化を評価する。[1]

治療

軽症では眼鏡やコンタクトレンズによる視力矯正を行い、進行例では角膜コラーゲンクロスリンキングで角膜を強化し、進行抑制を図る。重症でコンタクトレンズでも十分な視力が得られない場合には角膜移植が検討される。[1]

エビデンス・科学的評価

進行性円錐角膜では角膜コラーゲンクロスリンキングが進行を遅らせる、または停止させる目的で用いられ、早期介入の重要性が示されている。[1]

安全性・注意点

眼こすりは進行に関与する可能性があるため避けることが勧められる。標準的なクロスリンキングは角膜厚が400μm未満、活動性または既往の単純ヘルペス角膜炎、角膜水腫などでは適さない場合がある。[1]