統合医療とは

最終更新:2026年8月15日

統合医療は、近代西洋医学・通常医療と、補完療法や伝統医学などを状況に応じて組み合わせ、患者全体を視野に入れた医療を行う考え方である。[1][2][3][4]

定義

厚生労働省eJIMでは、統合医療を近代西洋医学を前提として相補・代替療法伝統医学などを組み合わせ、生活の質(QOL)の向上を目指す医療として位置づけている。[1]

NCCIHは、通常医療と補完的アプローチを協調して組み合わせることを統合医療の特徴としている。薬物療法リハビリテーション、心理療法などの通常医療と、鍼治療、ヨガプロバイオティクスなどの補完的アプローチを複数組み合わせる場合もある。[2][4]

ホールパーソンの視点

統合医療では、一つの臓器や疾患だけでなく、生物学的、行動学的、社会的、環境的な側面を含めて人全体を捉える「ホールパーソン」の考え方が重視される。[2][4]

伝統医療・補完医療との関係

WHOは、統合医療を生物医学と伝統医療・補完医療の知識、技術、実践を組み合わせる学際的でエビデンスに基づくアプローチとして説明している。[3]

安全性とエビデンス

補完的な方法を統合して用いる場合も、各方法の有効性と安全性を個別に評価する必要がある。標準的な治療の代わりに未検証の方法を用いたり、必要な受診を遅らせたりすることは避けるべきとされる。[2][4]

関連項目

補完医療伝統医療全人的健康を参照。

参考文献・参考情報

  1. 厚生労働省eJIM: 「統合医療」とは? ↩本文
  2. 厚生労働省eJIM: 補完代替または統合医療:その名の意味するところは? ↩本文
  3. WHO: Traditional, Complementary and Integrative Medicine ↩本文
  4. NCCIH: Complementary, Alternative, or Integrative Health: What's In a Name? ↩本文

カテゴリ:基礎概念

タグ:全人的医療 / 統合医療

知識マップ

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