概要
全人的健康は、臓器や身体システムを別々に扱うだけでなく、人の健康に影響する複数の領域を相互に関連するものとして捉える。対象には、生物学的要因、生活行動、社会的環境、周囲の環境などが含まれる。[1][2]
目的
特定の病気だけを治療することに限定せず、健康の回復、レジリエンスの促進、病気の予防を生涯を通して考えることが重視される。個人だけでなく、家族、地域社会、集団も対象となる。[1]
研究
生活習慣、食事、遺伝、環境と健康の関係については長期的な研究が蓄積している。一方、複数の要素を同時に組み合わせた介入や、全人的健康そのものを評価するランダム化比較試験は不足しており、評価方法にも課題がある。[1]
統合医療との関係
NCCIHは、統合医療においても一つの臓器系だけでなく、人全体を対象として通常医療と補完的アプローチを連携させることを重視している。[2]