仕組み
PD-1とPD-L1、CTLA-4などの免疫チェックポイントは、過剰な免疫反応を抑えて正常組織を守る役割をもつ。がん細胞がこの仕組みを利用するとT細胞の攻撃が弱まることがあり、阻害薬はこの「オフ」の信号を遮断する。[1]
対象となるがん
乳がん、膀胱がん、子宮頸がん、大腸がん、頭頸部がん、ホジキンリンパ腫、肝がん、肺がん、腎細胞がん、メラノーマ、胃がんなど、複数のがんで免疫チェックポイント阻害薬が用いられている。[1]
治療の特徴
薬剤によってPD-1、PD-L1、CTLA-4など標的が異なる。がんの種類や病期、腫瘍の性質などに応じて適応が決まる。[1]
免疫関連有害事象
免疫チェックポイントを解除すると、がん細胞への免疫反応だけでなく正常組織への免疫反応も強まることがある。そのため皮膚、腸、肝臓、肺、内分泌臓器などに炎症性の副作用が起こり得て、症状の早期発見と医療チームへの連絡が重要となる。[1]