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Dix-Hallpike試験

2026年8月20日 02:21 / 雨崎ハーリィ に保存された版

Dix-Hallpike試験は、頭位変換でめまいと眼振を誘発し、主に後半規管型の良性発作性頭位めまい症(BPPV)を評価する検査である。 [1]

方法

座位から頭を検査側へ約45度回旋し、頸部を伸展させるように素早く仰向けにして眼振を観察する。後半規管型BPPVでは、典型的には回旋性かつ上向きの眼振がみられる。 [1]

利用

短時間の頭位変換で誘発される発作性めまいでBPPVが疑われる場合に用いられる。神経学的異常や持続性のめまいがある場合は、中枢性疾患など別の原因を検討する必要がある。 [1]

検査の原理

Dix-Hallpike試験は頭位を急速に変えることで後半規管内の耳石を動かし、良性発作性頭位めまい症に特徴的なめまいと眼振を誘発する検査である。[1]

陽性所見

患側を下にした頭位で、短い潜時の後に回旋性・垂直性の眼振とめまいが出現し、一定時間で減弱する所見が典型的とされる。左右を比較しながら病変側を推定する。[1]

実施上の注意

頸部や背部の可動性、血管疾患などによって標準的な体位変換が適さない場合があり、実施前に安全性を確認する。[1]

エビデンス・科学的評価

後半規管型BPPVの診断における標準的な検査として広く用いられている。 [1]

安全性・注意点

頸椎不安定性、急性頸部外傷、椎骨脳底動脈循環不全など、急速な頭頸部運動が危険となる状態では避ける必要がある。 [1]